2023年08月29日

中部ジャワ・ボロブドゥールの旅・3年ぶりの「kopi_mpat」(2)

午前8時前後の到着だった深夜高速バスは、途中のバイパスが整備されて、前回より2時間も早い到着予定。

バダさんは「迎えに行くよ!」と言ってくれたが、そんなに早い時間に迎えに来てもらうのが悪いので、私は乗合バスに乗るつもりでいる。

バスが走っていない場合には、ゴジェックかグラブ・タクシーを探するつもりでいた。

深夜高速バスは、停車場に早朝6時に着いた。

高速バスを降りると、バダさんの姿が見えた。

「もう、この時間は起きているから、気にしないで!」と笑顔で迎えてくれた。

今回は、奥さんのリカさんと娘さん(名前が長くて覚えられなかった)も一緒だった。

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3歳と4ヶ月の娘さん。


私が「kopi_mpat」に到着する予定の日に出産したようだ。

手術する必要がある身体で生まれたが、村の産婆さんでは治せない。

産婆さんからは、「手術しないと助からない」と言われる。

病院に電話連絡するが、コロナ禍で外出自粛中。

どこも受け付けてくれない。

「直接病院に行って直談判した!」

なんとか手術ができたと興奮気味に言う。

大変だったことが伝わってくる。


kopi_mpatは、一段とグレードアップしていた。

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(写真:kopi_mpat6)

・続く・
posted by ito-san at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 中部ジャワの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月25日

中部ジャワ・ボロブドゥールの旅・バリ島からジャワ島まで高速バス(1)

2019年12月、中国湖北省武漢市で発生したと言われる「新型コロナウィルス肺炎(COVID19)」が、瞬く間に世界中に広まっていった。

2020年2月に入ると、私の滞在するバリ島ウブドにも影響が現れ始めた。

「在デンパサール日本国総領事館」からコロナ関係のメールが頻繁に届くようになり、対岸の火事と安心していた災難が自分にも降りかかった。

コロナ禍以前からの計画であった、ウブドを離れて中部ジャワ・ボルブドゥール近郊の村への移住は外出自粛で立ち往生した。

外出自粛がゆるくなった時は、すでに3年が経っていた。

2023年7月25日に、77歳の喜寿を迎えた私は移住計画を断念した。

8月に入り、お世話になるつもりだった、友人バダさんの経営する「Kopi Epat」を訪ねることにした。

それは移住の移動ではなく、ジョクジャカルタの小旅行となった。

8月10日から8月17日までの旅の話を、数回に分けて報告します。

お世話になった「kopi_mpat」のインスタグラムです。
https://www.instagram.com/kopi_mpat/


8月10日

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今回は、9月に帰国する大原さんを伴っての爺爺二人旅です。

午後1時30分出発は、1時間遅れで出発した。


バリ島からジャワ島まで、高速バスで行く旅!その壱


バリ島からジャワ島まで、高速バスで行く旅!その弐


バリ島からジャワ島まで、高速バスで行く旅!その参


ギリマヌク(Gilimanuk)港フェリー乗り場

船旅は郷愁があって好きです。

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ドライブインでの夕食
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スマートフォンの充電が足らず、ドライブインでの風景が撮れなかった。

残念!

・続く・
posted by ito-san at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 中部ジャワの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月19日

ジョニーさんの「ワルン・タマン」を探せ!(514)

今はもう、伝説となってしまった中華料理の「ワルン・タマン(Warung Taman)」。

タマン村にあるからワルン・タマンという、わかりやすい店名。

2004年の開業。

ウブド大通りからスリウェダル(Jl. Sri Wedari)通りを30メートルほど北上した左側にある。
(現在、アジアン料理「Hujan Locale」のあるところ)

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美味しくて安くので、オープン当初からウブドの人気店となった。

日本語のメニューがあり、助かったのを覚えている。

私は焼うどんが気になり注文。

ワルン・タマンでは、クエッティオを焼うどんとしてメニューに載っていた。

いつの間にか好物になり、通うようになった。


木製家具のビシネスを始めたのか、店内の椅子&テーブルが自然木に変わった時期があった。

ウブドの東・ゴアガジャ方面で2号店を出店したと言う噂を聞いたが未確認。

2012年12月:閉店

「ゲッコー・ワルン=Gecko Warung」「ジュンデラ・ハウス=JENDELA House(2013年8月5日開店)」
「Hujan Locale」と変遷している。

現在、スリウェダル通りにある「ワルン・タマン」は、バリ人経営のインドネシア料理です。

ここのナシチャンプールも美味しいですよ!



■2015年、クトゥ村に出店。

ウブド大通りからティルタタワール(Jl. Tirta Tawar)通りを15メートルほど北上した左側にある。

「プラノト・ギャラリー」のあったところ。

店名は、「ワルン・タマン」のまま。

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2016年10月末:閉店

フライドチキン「JFC」&「Vege Warung NANO」と変遷。



■数年のブランクを経て、アンドン通り「スーパー・デルタ・デワタ」の手前にあるギャラリーの2階に出店。

その話は、2017年01月20日のブログ「ワルン・タマン=Warung Tamanの移転(112)」をご覧ください。

https://itosan-ubud.seesaa.net/article/446132506.html

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このあと、一時期閉店したが、しばらくして開店。

2019年9月訪問のブログを見つけた。

その後、消息不明となる。

スゥエタ通りで、小さなワルンを営んでいるという噂を聞いた。

それも、いつの間にか姿を消していた。

「ワルン・タマン」のあとの店舗も気になる考えて記しておきました。

記憶が曖昧で、開店・閉店の情報に誤りがあったらお許しください。

正しい情報を、お持ちしております。

ジュニーさんの作ったクエッティオが食べた〜い!

「ワルン・タマン」の復活は、あるか?

(お詫び:写真の一部は、イブウブコさん、その他ブログから拝借しました。許可が得られない場合は削除しますので、お手数ですが申し出くださるようお願いいたします)
posted by ito-san at 18:39| Comment(2) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月09日

ボナ村のケチャ(Cak BONA)、復活物語が始まった!(513)

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公演会場は、ボナ村プセ寺院前道路


ウブドの南約6キロ、車で15分ほどの地点にある、竹細工の村として知られているボナ村。

ボナ村は、1930年代ウブド在住のドイツ人画家ヴァルター・シュピース(Walter Spies)の創作舞踊「ケチャ」をパフォーマンスした村。

1960年から、満月暗月の定期公演が開催され、ケチャの村として有名になる。

1986年10月12日、毎夜公演(2会場で交代制)が始まる。

ウブド観光案内所「ビナウィサタ」から、ボナ村への無料送迎バスが出ていた。

1990年代初頭、ウブドにケチャの定期公演が始まると、送迎バスが姿を消した。

ボナのケチャが、衰退していった。

1998年、定期公演の終了。

友人からのコメント。

初めてケチャックを見たのがボナ村でした。

アグンラカバンガローから小さなバンで送ってもらって見たケチャ。

周りは真っ暗。

村の集会所みたいな感じの場所でした。

土の上にパイプ椅子だったような。

道中も、一体どこ走っているのかわからない田舎道。

自力じゃ絶対宿に帰れないという緊張もあいまって、闇の中で繰り広げられるケチャは怖いぐらいの迫力で、作り物とわかっているはずなのに、目に見えない何かを感じざるを得ない感じでした。

こんな感想が、多く届いた。

私も同感!


それから25年が経った。

2023年2月27日、復活の物語が始まった。

公演日:満月
演目:ケチャ、サンヒャン・ドゥダリ、サンヒャン・ジャラン
公演会場:ボナ村プセ寺院前道路
公演時間:午後7時〜午後8時30分

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プセ寺院の背景に、満月が浮かんでくる。

今後の繁栄を期待しています。


注)サンヒャン・ドゥダリで、歌唱の一部に著作権が発生したので音声をカットしました。
posted by ito-san at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月06日

取って置きの癒しの場所に、ご案内!(512)

私のお気に入り「癒される風景」を巡る徘徊です。

今回は老人二人が、日本人女性を二人をバイクで案内します。

ウブドの中心地・サレン王宮前で集合、出発。

スゥエタ通りを北上して20分、ジャラン・チンタを抜けると、右手にビンギン樹の林が見える。

はい、ここはDalem Kauh寺院(Pejengaji , Tegallalang)です。

ここでは、ビンギン樹のエネルギーをもらいます。

●極楽通信・UBUD/ビンギン (Bingin)
https://informationcenter-apa.com/kb_bingin.html

二人の女性にモデルを頼みました。

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続いて、Kelusa村 . Payangan の田んぼビューに移動。

道中は、アップダウンの山道風景です。

10分ほどで到着。

ノスタルジック満載のワルンで飲み物を注文、と言いたいところだが、あいにくこの日は開いていなかった。

田んぼが見渡せるガゼボに腰を下ろす。

水の張られたが田んぼが、目の前に広がる。

(時には、田植えを終えたばかりだったり、稲穂の風景が見られる)

見上げれば、白い雲の浮かぶ青空。

目に優しい景色に、身も心も預ける。

田んぼを吹き抜ける涼風と、耳に優しい音。

ゆっくりと流れる ” 時 ”。

自然を身体で感じられる至福の時間。

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緑の風景を求めて!@Br.Kelusa , Tegallang



最後は、スバリ村の田んぼビュー。

15分ほど南下。

緩やかな下り坂の道中は、田舎の村々と田んぼビュー。

バイクを道端に止めて、田んぼエリアに入っていきます。

ここは、コンクリートの細道が作られているので、あぜ道を歩かずに安心して散策できる。

ポンドック(百姓さんの休憩場兼物置)で、一休み。

田んぼに囲まれた環境に身体をゆだねて、目の保養。

「バリ島 ウブド楽園の散歩道」で、スバリ村のライステラスを紹介しています。
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スバリ村の田んぼビュー



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あなたも是非、このルートで徘徊して見てください!

気にいること間違いなし、です。


■付録
南国の晴・緑の風景を求めて!@Br.Sebali , Keliki

posted by ito-san at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする