なぜ寒くなる時期に帰るの?
夏に帰って、秋から冬へと慣らしていくのがベストでしょう。
そうなんですよね。
残念なことに、リタイヤメントビザの延長期限が12月初旬だったんです。
そして、延長料金が用意できなくて、ウブドを離れることを決意しました。
ビザが切れるギリギリまで滞在するよりは、冬になる前に帰って、少しでも慣らしたいとも考えた。
11月初旬に、コテツちゃんの娘さんの結婚式がウブドである。
是非参列したいと考えていたが、次から次へと訪れるリピーターの日程に合わせていては、いつ旅立てるがわからない。
思い切って、10月26日出発のエアーチケットを購入した。
帰国計画は、夏頃から始まった。
果たして、私は日本での生活は可能かどうか?
まず、頭に浮かぶのは寒さだ。
日本を離れて34年、寒さの想像が貧弱だ。
キンタマーニ高原での14度に恐れをなした私が、果たして耐えられるのだろうか。
暖房は?
コタツがあればいいか。
私は猫系なので、冬はコタツで丸くなりたい。
厚着して、コタツで寝ちゃえばいいか。
机として使えるしね。
この頃の日本は、コタツの需要は少ないのかな?(ちょっと不安)
囲炉裏や掘りごたつを知る人なんて、もういないのかも。
話はそれるが「居酒屋・影武者」の一号店には、囲炉裏があった。
自在鉤が吊るしてあって、人気のコーナーだった。
火を入れた夜が懐かしい。
もう一つ心配なのが、アパートに風呂があるのか?です。
内風呂がない場合、銭湯が近くにあるか。
友人は「今は、どこでのアパートでも、お風呂は付いているから、心配しなくていいよ」と言ってくれた。
そんな贅沢な話があるものかと疑っている。
幸運にも、心配ごとは取り越し苦労で終わった。
アパートは、エアコン付きで、バスタブまでついていた。