2025年04月06日

COVID19が終息して、2年近くが経とうとしている(25)

新型コロナウイルスが終息して2年近くが経とうとしている。

(2023年5月5日:WHO緊急自体宣言終了・25日日本の緊急事態宣言解除)

中国湖北省武漢市で2019年12月に発生した新型コロナウィルス肺炎(COVID19)は、想像を絶する速さで世界中に蔓延していった。

2020年1月30日:WHO・緊急事態宣言

2020年2月に入って「在デンパサール日本総領事館」からのメールが頻繁になった。

そのほとんどがCOVID19に関するニュース。

3月15日、ジョコウィ大統領は、COVID-19の感染拡大とその影響に対応するため、効果的かつ効率的な措置をとることを各政府機関に要請した。

対岸の災難は、バリ島ウブドにも影響が現れた。

海外からの渡航者入国制限のため、ウブドの観光客は壊滅状態。

長期滞在の外国人の帰国が目立ってきた。

多くの店舗が休業&営業時間の短縮を余儀なくされ、モンキーフォレスト通りから観光客の姿が消えた。

人っ子ひとりいない街は、奇妙な映画のワンシーンに似た風景だった。

3月25日、悪霊払いの儀礼「オゴホゴ」のパレードが中止された。

私は、4月1日発の長距離バスで移動する予定でいたが、地域を跨いだ移動の禁止で乗ることができなかった。

5年前、ジャワ島ボロブドゥールに移住計画を立てていたことを思い出す。

4月2日午後6時、バリ・ヒンドゥー教徒は「COVID-19の終息」を願って、島あげてのお祈りを捧げた。

(4月7日:日本政府・緊急事態宣言)

メリハリのない日常と暗雲が漂う屋外に、活力が湧かない。

外出できないだけで、これだけ生命力が奪われてしまうのか。

じわじわと感染者の足音が近づいて来ている気配がする。

大型クルーズ客船で働いていたバリ人が帰郷して、感染者が増えたという噂もある。

そろそろ、身近に感染者が出てきそうだ。

新たな動きは、ナシジンゴの露天や弁当を提供する飲食店が増えたり、凧揚げが流行ったり、ゴジェック&グラブが市民権を得たり。

不幸にもコロナで亡くなったバリ人の火葬が、村では行われなくなり専門の火葬場ができた。

3年半ほどでコロナは終息したが、悪夢の後遺症は、さまざまな形で残っている。

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プンゴセカン通りマスク着用のチェックポイント+消毒

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タマン村入口のマスク・チェックポイント+消毒

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郵便局のビニール・ブラインド

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スーパー・デルタデワタ入り口に設置された消毒ブース

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スーパー・デルタデワタ店内の体温チェックと消毒

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スーパー・ビンタンのレジ前ディスタンス

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スーパー・ビンタンのレジ嬢のフェイスマスク

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スーパー・クランディのレジ嬢のマスクとトナカイの角

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ウブド大通りに出店するナシジンゴの露天
posted by ito-san at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 土岐市に移住 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする