2013年03月20日

マンギス(8)

この頃、トタン屋根に何かが落ちる「ゴン」という鈍い音が、昼夜に聴こえる。

木の実だということはわかるが、いったい何の実だろう。

どうやら、我が家の庭に一本立つマンギスの実のようだ。

tegal-lantang7.jpeg


マンギスは=バリ語、インドネシア語もManggis、英語ではMangosteen。

果物の王女と呼ばれているが、真偽のほどは個人に任せるとしよう。

パチュンがビニール袋をいっぱいにしたマンギスを持って来た。

雨期が終わるこの時期(3月)が、マンギスが一番美味しいシーズンだ。

「これは、木に登って採って来ました。落ちるのは、リスが齧ったあとです」

テーブルの皿に、艶のよい、えんじ色のマンギスを3つのせて戻って行った。

tegal-lantang8.jpeg


マンギスは、私好きなフルーツの一つだ。

知人の家には、マンゴ、パパイヤ、バナナ、ランブータン、ドリアン、ナンカ、ココナツなどなどが、市場に行かなくても家の庭で揃ってしまう。

「ルアック・ウブド・ヴィラ」の建築工事が始まるまで、パチュンはその土地にたくさんのバナナの木を持っていたそうだ。

バリ東部のカランガッサム(Karangasem)県に、マンギスという村があるが、もしかするとマンギスの産地かも。一度調べてみる必要がある。

posted by ito-san at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | テガランタン村滞在記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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