様々な問題を抱える日本。
それは日本という国が出来て以来、ズ〜っと続いている事実だろう。
地球上の国は、どこも問題は抱えている。
問題は、問題が国民に不安を与える場合だ。
時代の背景とととも、事実が善となったり悪になったりすることもある。
それぞれ、その時、その時期、その時代にそって、ひとつひとつの解決策を考えるしかない。
一時帰国して日本のテレビ放送を見る機会ができた。
テレビでは、毎日一度はどこかの局で、福島の放射能問題を取り上げているようだ。
解決が長引いている放射能問題。
放射能の問題は、国民に大きな不安を与える問題だ。
もう少し危機感を持って生活しているかと思っていたが、故郷名古屋市では、表面的にはまったく感じることができなかった。
すでに過去となってしまっているのか。
忘れたわけではないが、感心が薄くなっているのか。
心の中では危機感を持っていても、日々それを表に出して生活するわけにはいかないのだろう。
現実は、日々の生活に追われている。
私が接した人々は、話題を避ける方向にあった。
意見はあるが、どうしていいのか行動が伴わない人も多いだろう。
何かできることはないか? と考えるがアイデアが浮かばない。
行動してくれている人々には、感謝し応援している。
他人事にしてはいけない。
できることなら、できる範囲で参加したい。
私もそのひとりだ。
ひとり一人の動きは異なるが、思いは同じと信じている。
今、私が言えることは、ただ一つ。
それは「原発はいらない」ということ。
これは地球規模での問題として深刻化している。
科学を過信していないか。
私が知る少ない情報の中からの発言です。
だったら、どうすればいいのだと問われても、私に対策はない。
「闇雲に反対するなよ」と言われそうだが、否なものは否だ。
私には今、それしかできない。
それで良いと思っている。
一時帰国中に「No Nukes!」関係のイベントがあれば参加しようと思っていた。
5月25日(日)に「原発0を永遠に! NAGOYA ACTION」のデモが名古屋久屋大通公園スタートで行われたが、「帰国歓迎会」が24日に決まっていたため、諦めざるをえなかった。
http://blog.livedoor.jp/genpatuiranganena/
6月1日(日)は「日本をとりもどす マツリゴトday」。
http://www.matsurigoto-day.net/
決めるのは私たち!〜原発・平和・くらし すべてのいのちと未来のために〜
会場は、名古屋伏見にある白川公園。
柚木ミサトが出店していると聞いていたので、覗いて見ることにした。
この日は天候がよく、暑いくらいだった。
ステージ上で催されているライブが盛り上がっている。
時々、砂塵が舞う中で、観衆は熱心に耳を傾けていた。
フライヤーにマツリゴトdayの説明がある。
それには「今の日本の政治について疑問を投げかけ、社会の一員として市民ひとりひとりが、今後の日本のあり方について考え政治参加することを目的とした野外イベントです」とあった。
16時30分:パレードが始まった。
若者やヤングファミリーが多い。
割れるような大きな声がスピーカーから流れてきた。
右翼の街宣車だ。
パレードの妨害だろう。
警察官が出動していた。
パレードは整然と進んで行く。
緊張したのは私だけだったようだ。
不安のない生活ができるために、頑張ってくれている。
地道な行動だが、活動をしているボランティアの人々には頭が下がる。
「私にできることはないか」と考えさせられる「日本をとりもどす マツリゴトday」のイベントでした。
2014年06月13日
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