食べることにこだわらない私は、食い道楽じゃない。
もちろんグルメじゃない。
どちらかといえば、味音痴である。
ほとんどの物は美味しく食べられるが、それが、どう旨いのかまでは、まったくわからない。
私には、自分の口に合うところの、好きか嫌いかしか判断できない。
凝ったものよりあっさりした料理が好みだし、野菜や果物も苦みが残った自然のままの方が好きだ。
高級料理を食べ慣れていなせいか、庶民的料理の方が自分に合っているようである。
日本に着いて、すぐ聞かれたのは「何が食べたい?」だった。
24年間の海外生活で、日本食に飢えていると思われるのかもしれない。
ウブドでだって日本食は食べられる。
日本料理店・影武者には、毎晩のように通っている。
寿司、天ぷら、しゃぶしゃぶ、すき焼き、ステーキ、焼き肉、何でもリクエストできそうだが、むしょうに食べたいものではない。
私には、これと言って食べたい物がないのだ。
食に対して、感動が薄い。
「奢りがいがない」と、よく友人に言われる。
今回の旅でも、食べた物は、ほとんど庶民的な料理ばかりだ。
例えば「吉野家」の牛丼。
そして「ココ一番」のカレー。
覚王山「英國屋」と岐阜県恵那市の山村にある友人の店「がらん」でもカレーを食べた。
「がらん」は、イヅツヤ珈琲の経営でコーヒーもお薦め。
回転寿司と焼き肉屋には、2度行った。
焼きそばは、栗原さんがやっている仲田の「栗八」が最高だ。
鉄板皿で出て来るナポリタンは「ハッピーエンド」で食べた。
《ハッピーエンドのナポリタン》と《ゴヤのカルボナーラ》
コンビニ弁当の種類の豊富さにビックリ。
「スターバックス」はインターネットをしに、ほとんど毎日通った。
「コメダ珈琲」が新展開している「甘味喫茶おかげ庵」で、みたらし団子&大福&ぜんざい。
「ブラン・バリ=Bulan Bali」でナシ・チャンプールを満喫。
《吉野家の牛丼@豊田市》
「食べたい物は」と聞かれて、まず頭に浮かぶのが「吉野家の牛丼」。
通の間では「吉牛」と呼ぶようだ。
豊田市にある「吉野家」に飛び込んだ。
残念! 味が薄かった。
思い出す牛丼は、肉とご飯によ〜く沁み込んだ汁の味。
何日間も煮込まれ続けていると言われている、濃いめの汁だ。
思い出の牛丼を求めて「松屋」と「すき家」にも入った。
軍配は松屋に上がった。
あくまでも、味音痴な私の好き嫌いの判定ですが。
《餃子の王将@名古屋今池》
ここの庶民的な餃子&炒飯も昔ながらの味で、満足した。
《寿がきやラーメン@豊田市GAYA》
これが名古屋名物「SUGAKIYA」のラーメンだ!
隣の「近畿ツーリスト」でパンフレットをもらって。
30年ぶりに懐かしい味に対面。
友人の宮地君がCMに出演していた。
《コメダ珈琲@豊田市挙母店》
コメダ珈琲には、毎日通った。
「スカイホール豊田」の正面にある。
噂のシロノワール、食べてきました。
ドーナッツ型のふわふわクロワッサンの上に、ソフトクリームが。
他店より異常に大きいと言われるソフトクリーム。
大は、一人では食べきれない。
そして、名古屋名物小倉トースト。
アンコが甘〜い!
モーニングセットもお得です。
愛息の店です。
せいぜいご利用ください。
ウブドに戻ると「日本で美味しい物、食べてきましたか?」と、みんなに聞かれる。
「むむ・・」と口ごもってしまう、私の日本滞在中のメニューでした。
2014年06月25日
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