そろそろ、愛しのスクーピーを洗車しなくては。
私が贔屓(ひいき)にしている洗車屋は、タマン村スリウェダリ通りにあるバイク修理屋だ。
パンク修理やバッテリー交換に、この店を利用することも多い。
洗車しなくてはと思っているのだが、条件が揃っていない。
条件と言うのは。
洗車をしてもらっている間に、時間をつぶす場所のことだ。
洗車は、30分ほど待てば終わる。
一台の洗車タイムが約30分。
先客が一台いると、合計1時間の待ち時間というわけだ。
その間私は、斜め前にあるワルンでコピバリを啜りながら待つ。
仲良くしているイブが切盛りしている、地元民専用のワルンだ。
時には、ティパットを注文する。
近年、ツーリスト向けレストランが増えて、スリウェダリ通りは賑やかになった。
ワルンには、近所のレストランで働くスタッフも顔を出す。
私は、ワルンに集う村人を観察したり、スリウェダリ通りを行き交うツーリストをウオッチングする。
こうして見ていると、ウブドが地元民とツーリストの二重構造の町だということがよ〜くわかる。
地元民に埋没する時間が好きで、月に一度は洗車に来る。
洗い終わると、ワルンまで届けてくれるのも嬉しい。
洗車をしなくてはと思いついてから、かれこれ3ヶ月ほどワルンは休業中だ。
イブの具合でも悪いのだろうかと、心配になる。
早急に復活することを期待する。
もうこれ以上待てない。
スクーピーは汚れて、いかにもみすぼらしい。
埋没できるワルンは休業中だが、コーヒーの美味しい「セニマン・カフェ」が目と鼻の先にある。
今日は「セニマン・カフェ」で、ネットをしながら待つことにしよう。
バイク修理屋に立ち寄った。
忙しそうに働いている若ボスに「洗車、おねがいします」と声を掛けた。
返事は、すぐには返ってこなかった。
若ボスは、申し訳なさそうな顔で「ゴメン、洗車やってないんだ」とつぶやいた。
あれ、若ボスは洗車してくれないのかな?
そんな私の心の言葉が通じたのか「スタッフが止めてしまって洗車できないんだ」と、社内事情を説明する。
そう若ボスは、メカニック専門で洗車はしないのだ。
きっと修理に忙しくて、洗車に専念できないのだろう。
出来れば、洗車スタッフ雇ってよね。
じゃないと、イブのワルンに埋没できないから。
しょうがない、ほかを探そう。
洗車屋の数は意外と少ない。
一般市民は、自分で洗うのが普通だろう。
今、誰か「お前も、自分で洗ったらどうだ」と言わなかった?
私もそう思うのですが、居候の身で水道の水を使わせてもらうことに気が引けるのですよ。
と言って、砂が混じった川水で洗う勇気もない。
パチュン家の息子・コマン君にアルバイトで洗車を頼もうかとも思ったが、それもお節介かなと止めた。
洗車とワックスで、15,000ルピア(150円しない)。
月一度なら、私の懐も痛まない。
以前利用したことのある、トゥブサヨ村の洗車屋に行くことにした。
ここはパンク修理の店。
先客が2台あった。
オヤジさんが、1時間半後に来てくれという。
この洗車屋の目の前には、サテ・イカンの「マデ・ロイ」がある。
今日は、サテ・イカンの雰囲気じゃない。
このあたりもしばらく歩いていない。
久しぶりに、ジャランジャランしてみようか。
プリアタン村方面に向かって歩き「マデ・ワルン」に立ち寄った。
ナシチャンプールとテボトルでRp20,000-と、価格が少し上がっていた。
きっちり1時間半後に戻ってくると、スクーピーは別人のように光っていた。
2014年09月30日
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