2014年12月08日

ドゥダル=Dedalu(羽蟻)発生注意報(84)

注意報と言っても毎年のことですが。

バリ島の雨季の始まりを告げる風物詩は、夜7時頃になると現れる羽アリ。

体長2センチ弱、こげ茶色の羽アリ。

ドゥダル(dedalu)と呼ばれている。

ドゥダルについては 「アパ?情報センター」ホームページ
極楽通信・UBUD
極楽通信 ≫ 「ドゥダルはバリ島の風物詩」に詳しく書きました。

是非、一読ください。

Dedalu.jpg

地中に穴を開けて、吹き出すように、一気に舞い上がり、灯りに突進してゆく。

恐ろしい光景だ。

毎年、ウブド村では11月末に発生する。

正確にはわからないが、最盛期は2週間ほど続く。

雨季の始まりも、この頃になる。

雨の日には、発生しないようだ。

アスファルトやコンクリートに固められられたせいか、ウブド中心部の発生率は少なくなった気がする。

ホテルでは、虫嫌いなお客様からクレーム出ていると聞く。

ドゥダルが好きな人は少ないかもしれない。


谷口五郎編の「インドネシア・日本語辞典」1999年版で「dedalu」を調べると「dedalu api」でヤドリギとあった。

これは関係がなさそうだ。

そう、ドゥダルはバリ語です。

「インドネシア語ではラロン(Laron)だよ」と教えてくれた知人がいた。

辞典で見ると、ラロンはシロアリとある。

大辞林で羽蟻を調べると「交尾期に羽が生じたアリやシロアリ」とあった。


今夜も7時近くになると、窓を閉め、部屋の電気を消す。

これを忘れると、羽アリの乱舞に悩まされることになる。

ベッド脇の電気スタンドを灯して、8時まで読書。


(写真提供:鳥居正さん/無断でゴメン!)

posted by ito-san at 16:52| Comment(2) | TrackBack(0) | ウブド村徒然記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
極楽通信で読んでいたので、11月の渡バリで今回ドゥダルの洗礼を受けるかも、と覚悟していました。が帰国がちょっと早すぎたようです^^。
Posted by mirumama at 2014年12月13日 00:26
mirumamaさん

次回の楽しみに。
Posted by ito-san at 2014年12月13日 21:09
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