ウブド公設市場(pasar umum ubud)の裏に、デウィシータ通りに抜けられる道があるのをご存知ですか?
ホームステイを利用する、一部のツーリストしか興味を示さない界隈。
名称は、カルナ通り(jalan karna)。
モンキーフォレスト通りと並行してあり、値打ちなレストランが軒を連ねているゴータマ通りとに挟まれている。
在住者にも知らない人がいるほど、知名度の低い通りです。
ウブド人さえ、こんな名称の通りがあることを知る者は少ない。
2013年3月17日に公設市場が立て替えられる前は、ムランティン寺院横から市場内を横切りるか、モンキーフォレスト通りの「パンダワ・カセットショップ」横の路地を通って行ったものだ。
もちろん、徒歩かバイクでしか通行できない。
新設の公設市場が、以前と同じ位置に建てられようとした。
カルナ通りの住民は、ウブド大通りから直進できるようにと請願した。
申請は受けられ、建物は二分されウブド大通り側からの車の通行も可となった。
と言っても、日中は観光客が道路いっぱいに溢れ、車の通行は無理のようだが。
ウブド大通り側の二分された建物。
久々に、カルナ通りを歩いてみた。
写真で説明しよう。
市場裏の土産物店は、すでにカルナ通りなのかもしれない。
カルナ通り北口
「ハイビスカス・ホームステイ」横の路地は「パンダワ・カセットショップ」横に通じ、モンキーフォレスト通りに抜ける。
いつのまにやら土産物店が並ぶ通りになっていた。
ツーリストの少ないこの時期で、この人出。
ピークになったら、どうなってしまうのだろう。
人の頭しか見えなかった「原宿・竹下通り」の光景を思い出した。
40年も前の記憶を思い起こし、何故か顔がニヤケタ。
ローカルワルンの串焼きの煙が「ここは下町だ!」と主張している。
ホームステイからバンガローに格上げされた老舗「サニア・ハウス」
ガルンガン祭礼日の前日(プナンパハン)だったため、ペンジョールの飾り付け風景が観られた。
90年代、美味だと評判の高かった「ワルン・スローニー」のあと。
この日は、休日だったのか。
ホームステイだった「スローニー・ハウス」は「カルナ・ハウス」に名前が替わっていた。
スローニーは、当家の娘さんの名前だと記憶しているが、もしかすると嫁いで今はここにはいないのかもしれない。
極楽通信・UBUD ≫ ウブド奇聞 ≫「妖怪ガマンは赤たまねぎが苦手」に登場する「S・ハウス」は「スローニー・ハウス」のこと。
カルナ通りの南口は、デヴィシータ通りを隔てて「トットッマック」が正面に見える。
200メートルほどの通りです。
空港で無理矢理通されるショッピング街よりは、楽しいよ。
2014年12月25日
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