私の鼻炎が最悪のピークだったのは、「ゴメンな “ちびた”!(87)」で報告した9月頃だ。
もしかすると、愛猫 “ちびた” の抜け毛がアレルギーの原因かもしれないと神経質になった時期。
これまで同居していた “ちびた” を、断腸の思いで入室を禁じた。
その時の悲しいエピソードは「ゴメンな “ちびた”!(87)」に詳しく書いた。
エピソードを読んだ猫好きの友人から「 “ちびた” が不憫で心配だから、その後の動向を教えて欲しい」という便りがあった。
そんなわけで、今回の報告となりました。
鼻炎は、“ちびた” を部屋に入れなくなってから、徐々に良くなっていった。
今では、すっかり治っている。
だからと言って、原因が “ちびた” とは限らない。
花粉かもしれないし、 ダストかもしれない。
治ったんだから、“ちびた” の入室を解除しよう。
「カムバック・チビタ!」
これで、また鼻炎になったら、その時はその時。
また考えよう。
昼間、扉を開けておいても、“ちびた” は部屋に入って来なくなった。
いつもテラスの椅子の上で横になっている。
12月、雨季に入って蒸し暑い夜が続いた。
風を入れるために、マンディ場に通じる扉を開けて寝るようにした。
こうしておけば “ちびた” も自由に入って来られる。
ある日、“ちびた” が忍び足で部屋に入って来た。
叱られるかもと、警戒しているような動作だ。
ベッドに飛び乗った重さを、足もとに感じた。
腰を引き気味に、忍び寄ってくる。
私の横で、両手を揃えて身体を沈めた。
ゴロンと横になり、私の身体に寄り添ってきた。
以前の習性を思い出しているのだろうな。
そのうち慣れるだろう。
しばらくして、外に出て行った。
以前は、私が起きるまで横で寝ていたのに。
きっと“ちびた” は、外での楽しみを見つけたのだろう。
食事は、台所でイブからもらっている。
トイレも庭でできるようになった。
すっかり、パチュン家の一員になったようだ。
嬉しいようで寂しい。
親心って、こんなものなのかな。
2014年12月25日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック