ウブドから東南に、バイクで20分ほど走るとスカワティ村がある。
この村に、高木さんの義母が建てた豪邸がある。
年に何度も訪れる、高木さん。
高木さんとは、2013年末にウブドで会ったのが始まりだが、10年来の友人のように付き合わせていただいている。
(実は、それより以前の2012年《第4回・年越し仮装PARTY in UBUD(最終回でした)》に、阿波踊りを披露して帰っていったのが高木さん家族だったことが判明)
バリ島の草野球チームで一緒に汗を流し、同じ名古屋っ子ということもあるのか、不思議と気が合う。
昨年の「名古屋一時帰国」では、多大なサポートをしてくれた。
プロ野球観戦の招待にも感謝している。
そんな高木さんの奥様・千秋さんが、名古屋の千種にお店を開店した。
KOPI & ZAKKA 時々きもの「WAMO」。
万障繰り合わせで駆けつけなくてはいけないだろう。
3月19日がグランドオープン。
水野さんと「WAMO」で午後3時に待ち合わせ。
午後1時50分、豊田市駅から名鉄豊田線に乗り名古屋に向かう。
電車は20分ほど走って、赤池駅で停車。
停車したまましばらく時間が過ぎたところで「人身事故のため、しばらく発車を見合わせます」のアナウンス。
人身事故のアナウンスに、私は強く反応した。
以前(1969年)、トルコ横断中に遭遇した列車事故の映像が浮かんでいた。
フラッシュバックする悲惨な光景は、たびたび私を不快な気分にさせる。
線路の脇に、下半身の切断された男性の姿が。
栄養失調のため、風に押されて落ちしまった、そうだ。
男は、プラットフォームにいる人々に手を差し伸べて助けを求めている。
誰も助けようとしない。
うつろな眼は、私にも救いを求めているようだ。
線路に降りて、男をプラットフォームに上げなくては。
私はうろたえた。
どうしよう。
車掌はどうした。
警察、救急車は来るのか?
私は近くにいる人物に「病院は?」と訊ねた。
「近くに病院はない」の一言。
ここは無人駅。
列車は、男を残したまま発車した。
1時間が経っても発車しない。
反対線路から車両は来ない。
豊田市駅からの車両は、10分間隔に到着する。
私の乗っている車両は、ドンドン乗客が増えていく。
「人身事故」と聞いても、誰も動揺していない。
そして、2時間が過ぎた。
「現場検証のため、しばらく発車を見合わせます」のアナウンス。
乗客は、動揺しないどころか、関心もないようだ。
人身事故は、赤池から四つ先の駅・塩釜口で13時59分に起きていた。
飛び込み自殺だったようだが、テレビのニュースで見ることはなかった。
「日本では、この程度の事故は毎日のようにあるよ」と言われているようだ。
ゴメンゴメン、話が大きくそれてしまった。
「WAMO=わも」オープンのお知らせをしなくては。
■店名:KOPI & ZAKKA 時々きもの「WAMO」。
◆営業時間:9.00am〜8.00pm/年中無休
◆住所:464-0858 名古屋市千種区千種1-3-13
店主・千秋さんから一言:
「コピバリ&バリ島ローカル雑貨、バティック浴衣やシャツetcを揃えてお待ちしております」
「WAMO」には、5時到着となってしまった。
「高木さん・千秋さん、開店おめでとうございます」
「水野さん、多田ちゃん、お待たせ」
まずは、アンカサ・ブレンドを注文。
コピバリは、バリ人に人気の「SETIA BALI」を使用。
パチュン家で、いつも飲ませていただいていたコーヒーだ。
ワルンスタイルのグラスコップで出てくるところが嬉しい。
バリ雑貨に囲まれて飲むコピバリが、美味しい。
ナシゴレンを食べ。
お土産に「SETIA BALI」を購入。
たくさんのお客さんに恵まれるといいね。
頑張って!
2015年03月21日
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