旅人に電話は不要だった。
のは、昔の話。
今では、世界中の秘境を巡る旅人もスマートフォンを持っている。
情報はネットで入手する。
ホテル、航空券の予約もスマートフォンでOK。
今回の旅に、鬼頭さんが iPhone を持たせてくれた。
申し訳ないが、操作ができずに宝の持ち腐れになっている。
メール、アパ?のホームページ、ブログは、MacBook Airを使う。
これも鬼頭さんからの贈り物だ。
パソコンはいつも持ち歩いている。
サレントはネット状況が良好で、ちょっと立ち寄ったカフェでパソコンを開く。
ピノさん家には、光ファイバーが引かれていて、繋ぎっぱなし。
目一杯活用させてもらっている。
使用料は、月17,300ペソ(786円)。
この条件は、ウブドより良いだろう。
バスターミナル、高速バス内でも、インターネットは繋がった。
アイホンにSIMカードを入れたとしても、コロンビア国内で電話を使う予定がない私。
友達もいないし、スペイン語で会話もできない。
国際電話は通話料が高いので、友人との連絡はスカイプかフェースブックを使う。
と言うわけで、サレントの電話事情は、銀行事情と同様に詳しくない。
コロンビアの固定電話は、大都会にしかない。
世界中が携帯電話の時代。
どこの国も同じように普及しているのではないだろうか。
ウブドも固定電話の増設が難しく、携帯電話が普及している。
一家に一台の時代を飛び越して、いきなりひとり一台の時代に突入。
「呼び出し電話」「親子電話」という言葉を知る日本人も少なくなった。
固定電話のないサレントに電話局はない。
携帯電話を売っている店が2〜3件ある。
こういった高額な商品は、種類が豊富に揃っている県都アルメニアで買うのだろう。
普及している携帯はかなり安物のようだが、スマートフォンを手にしている人も多い。
自撮り棒も普及している。
「 iPhone が高価だと知っているので、盗まれるから注意しなさいよ」と日本を発つ時、多くの知人に言われたが、 iPhone を持っているコロンビア人もいた。
貧富の差は、どこの国でもある。
そして、盗難はどこの国でも起こりうる。
ウブドで盗難品目の上位にあった携帯電話が、安くなったからだろう、いつの間にか見向きもされなくなった。
狙われるのは、スマートフォン。
まあ、注意するにこしたことはない。
珍しかったのは「MINUTOS」。
ミヌートは、一分という意味。
サレントの至る所で、この看板を見かける。
大都会メデジンでは、首にぶら下げて立っている人もいた。
全国規模の現象のようだ。
「MINUTOS」とは、携帯のSIMカードやプリペイドカードが切れたり残り少なくなった時に使う手段。
初めて知る、携帯電話の利用法。
看板のある店や看板を持っている人からの携帯電話を賃借し、その場で通話する。
金銭を補填する前にちょっとだけ利用するのだと思っていたら、お金がないのでズーットとこの方法で通している人もいる。
一回100〜150ペソ(5〜7円)で、あとは分刻みで支払うことができる。
ほとんどの人は、初通話で終わらせる。
説明を受けたが、どう得なのか、まったく理解できなかった。
SIMカード&プリペイドカードのことも、よくわかっていません。
いかん、理解していない私が説明しても、読んでくれている人には伝わらないだろうな。
ゴメン・メンボクナイ。
※近頃、サレントで「Claro」の看板を見かける。
どうやらインターネット・サービスで全国展開している会社らしい。
スマホ、パットを販売していた。
これ以上、詳しく知らない。
2015年09月22日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック