2016年03月18日

ナイトマーケット@ギャニアール(40)

夕方から屋台が集合して、庶民たちで賑わうナイト・マーケット(夜市)。

インドネシア語でパサール・マラム、バリでは通称「センゴール=senggol」と呼ばれ、老若男女に親しまれている。

センゴールとは、「すれ違いざまに軽く接触するような状態」のことを言うジャワ語。

彼らは人混みの中で恋人を探す時、この「センゴール」な行動をすると聞く。

肩を軽く触れ「ごめんなさい」と言いながらきっかけをつくるのだ。

こんなことからか知らないが、いつのまにか、パサール・マラムはセンゴールと呼ばれるようになったらしい。

町や少し大きな村にも、必ずある。

ウブドの近くでは、ギャニアールのセンゴールが大きい。

州都デンパサールのクレネンにあるセンゴールはバリ島最大規模で、食べ物屋、雑貨店などが100軒ほどを出店する。

かつて、ウブドにもセンゴールはあった。

そんな話は、 「ウブドのセンゴール」を読んでください。

ウブド沈没・屋台街デビュー》も、面白いよ。


ギャニアール県の県庁所在地ギャニアール市の中心部にあるセンゴール。

ウブドから、バイクで片道30分ほど。

センゴールになる場所は、公設市場の屋外で、深夜2時から野菜・果物市が昼まで開かれる。

野菜・果物市が終わると、屋台街に模様替え。

昼1時から12時までが、センゴールの時間帯。

営業時間は、各店でマチマチのようようだ。

直線で150メートルほどの両側と、一部横に入った場所に屋台が軒を連ねる。

毎夜、地元の家族連れやカップルが訪れる人気の場所。


久しぶり(3月12日)に、ギャニアールのセンゴールに行ってみた。

入口付近には、バリのヒンドゥー教の供物のための花が売られている。

ゲートをくぐると、バビグリン、ナシチャンプール、バッソ、サテ、惣菜、揚げ物、お菓子、かき氷、インドネシアの漢方・ジャムーなどなど様々な屋台が並ぶさまは圧巻。

土曜日ということもあって、賑わっていた。

欧米人の団体が、ガイドに屋台の料理の説明を受けている。

近頃、外国人ツーリストの訪問も多いと聞く。

センゴールの雑然とした風景は、まさに「これぞ東南アジア!」

中央付近にある、イカン・ラウッ・バカール(Ikan Laut Bakar=海魚を唐揚げ)の屋台に入る。

私のお気に入りの店だ。

ウブドに海の魚を料理する店がなかった頃、よく遠征した。

この店の営業時間は、夕方から8時頃までで、都合によりの休みも多い。

この日は、幸運にも開店していた。

Ikan Laut Bakar1.jpg

Ikan Laut Bakar2.jpg
イカン・ラウッ・バカール+冷たいオレンジジュース=Rp40,000-


しばらく歩くと、衣料品店や雑貨の並ぶコーナーとなる。

最後尾にある屋台は「マルタバ(Martabak)屋」だ。

食事のあとのデザートは、いつもマルタバとトゥランブラン(Terang Bulan)と決めている。

土産にして帰ることもある。

マルタバは、インドネシア版のお好み焼き。

トゥランブランは、ホッとケーキのみたいな食べ物。

ウブド近郊では、プリアタン村の沿道に夜な夜な屋台が出る。

マルタバの動画は、一番最後に出てきます。

最後まで、お楽しみください。



《 アパ?情報センター:オリジナル・ツアー
「新企画・ナイト・マーケット de 夕食ツアー」
「なに、食べよう!」「デザートは!」と心が踊ること請け合いです。

■料金:US$25(一名様)遂行人員2名様以上
■時間:出発6.00pm〜(所要時間3時間)
■内容:センゴールに到着したら、まず、ガイドの説明を聞きながらジャランジャラン。バリの食文化などを見聞してください。その後、各自、お気に入りのワルン(食堂)で夕食。料金は各自負担ですよ。


posted by ito-san at 16:31| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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