2016年05月17日

家庭菜園を始めた(58)

どうにかセノ家にも慣れてきた。

少々遠慮なく、ものが言えるようになった。

さっそく、裏庭に畑を作らせてもらうことをお願いした。

心良く「どこでも自由に使っていいよ」と言ってくれた。

セノ家の裏には、広い空き地がある。

母屋の裏に建つ知人の陶芸工房の奥に、作らせてもらうことにした。

畑作りには、私よりひとまわり以上若い、強力な助っ人がいる。

知人のブンタロー君が協力してくれる。

協力と言うよりは、全面的に野菜作りをお願いしている。


初日(3日)、にわか百姓の始まり始まり。

ドリアンの木の下を避けて、クワをおろした。

水が噴き出した。

地中に埋まっていた水道パイプを、直撃したようだ。

まさか、こんなところに水道パイプが走っているなんて、考えもしなかった。

いきなり失態に、慌てた。

遠慮なくものが言えるようにはなったが、迷惑はかけたくない。

部屋に、ビニールプ袋を取りに戻る。

水が吹き出る水道パイプに、ビニール袋を巻き付けて、取り敢えず応急処置。

何の役にも立たない。

みるみる水溜りが広がっていく。

これでは、すぐに知れてしまうだろう。

私は、正直に申告することにした。

イブは「ティダ・アパ・アパ」と言いながら、元栓を締めに。

息子のワヤン君は「ティダ・アパ・アパ、明日直すから」と言ってくれた。

優しい家族だ。

farm1.jpg

土を耕して、3列の畝を作った。

取り敢えずは、この広さから始めよう。ファーム

手のひらには、豆ができていた。

farm2.jpg

farm3.jpg

farm4.jpg

ブンタロー君が、乳酸菌を散布する。

こうすると肥えた土ができるらしい。

オーガニック野菜に詳しブンタロー君は、更なる挑戦をしようとしている。

頼もしい相棒だ。

けたたましく飛び回る鶏の被害を避けるため、しばらく網を張ることにした。

網は、アヒル(べべ=イテッ)用に使っていたものを借りた。

farm5.jpg


ひと畝ごとに、トマト、オクラ、ルッコラの種を植えた。

徐々に畝を増やし、人参、キュウリ、茄子を植えるつもりでいる。

料理ができない私は、昼食に野菜サラダを食べたいと思っている。

畑の横に休息スペースを作って、取り立ての野菜を丸かじり。

いつ芽が出て来るかな。

あとは、ブンタロー君の百姓センスにかかっている。

楽しみが一つ増えた。



posted by ito-san at 15:26| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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