残すところ、あと2ヶ月。
7月25日は、私の70歳の誕生日。
誕生日には、アグン山登頂に3度目の挑戦をするつもりだ。
アグン山頂上での暁紅は、50歳と60歳に拝んでいる。
決行日が近づくにつれ、登山に自信がなくなってきた。
そろそろ怠惰な日々に活を入れて、体力作りに励まなくてはと反省している。
近況報告はこのくらいにして、本題に入ろう。
先日、ガイドブック「地球の歩き方・バリ島」が、手元に届いた。
一目見て、厚さが薄くなったな〜と、気になった。
五分の四ほどになっている。
出版業界は不況と聞いている。
経費節減か、と邪推した。
よく見ると、ページ数は変っていない。
紙質が薄くなっているのだ。
上質な紙のようで、これまでのザラザラ感はなくなり、ツルツル・スベスベと手触りもいい。
印刷の仕上がりも、ハッキリしている。
企業努力が伺われる。
バリ島が「地球の歩き方・バリとインドネシア」から独立して単独のバリ島編として出版されたのは1993年のこと。
その後、バリ島の人気が高まると同様に、ページ数が増えていった。
年々、厚くなっていく。
2年周期が、毎年出版されるようになる。
インターネットの普及でガイドブックが脅かされるようになった。
そんな時世、紙質の改善で軽量化を計ったのだろうか。
私と「地球の歩き方」との付き合いは長い。
「居酒屋・影武者」が記載されたのは、いつからだっただろう。
正確には記憶していないが、「影武者」の開店が1991年7月だから、初版から載っていたのではないかと想像する。
当初は、旅行者からの投稿で「名古屋から移り住んだ日本人夫妻の経営」と書かれてあった。
否定するのも面倒なので、そのままにしていた。
私は初代オーナーで、現在は女将・由美さんが「和食・影武者」を守っている。
1995年(記憶は曖昧)から取材を受け、正しい情報が載るようになった。
2009年には、編集者の好意から「バリ島ウブド 楽園の散歩道」を共著させていただいた。
楽しい仕事が出来たことに感謝している。
バックパッカーのバイブルと言われる「地球の歩き方」。
紙面の充実を楽しみにしています。
私が持って来た「地球の歩き方・バリとインドネシア」と最新版「地球の歩き方・バリ島」を見比べてください。
デヴィ・シータ通りの変貌に驚くでしょう?
と言っても、27年が経過している。
日本の戦後復興30年と比べれば、ノンビリしたものだ。
’96〜'97版、20年前の記事をコピーしたので、読んでください。
¥1円がRp25のレートの頃の話です。
『 居酒屋風日本料理店 Kagemusha
田圃の中にいきなり出現する蔵造り。
「なにか?」と思ってのぞくと、そこがウブドとは思えないような日本料理店「影武者」。
手打ちうどんRp5,500〜、ポテトコロッケRp4,000〜、揚げだしどうふRp3,000〜、野菜と卵ぞうすいRp4,000〜など、日本の味がズラリとメニューに並ぶ。
日本酒の種類も多い。
雑誌、マンガ、小説など日本の本もワンサカあって「日本語禁断症状」に陥った人にもおすすめの店だ。
ウブドラヤからさらにジャラン・ハヌマンを南へ5分ほど歩いたところ。
Rp5,000以上の食事の場合VISA、MASTERカード使用可。
営業時間:月〜土11:00〜15:00、18:30〜23:00
住所=Jl.Pengosekan、Pengosekan、Ubud
☎(0361)96134(’95)』
現在「影武者」は、ニュークニン村に移転し、電話番号は(0361)973-134。
キャッシュカードは、使えません。
「居酒屋・影武者」に興味がある方は『極楽通信/17「お疲れさまでした、居酒屋・影武者」をご覧下さい。
2017年05月25日
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ここのところお会いできず残念ですが、今年は8月のお盆と9月に行きます。
ガイドブックは地球の歩き方とまっぷるは毎年必ず買ってしまいます。買ったのに全く読まない年もあるのですが。
地球の歩き方は紙質と印刷品質の向上は嬉しいですね。実際便利になりました。内容もかなり変わりましたね。バックパッカー向けのロスメンやワルンの情報が急減している一方で、いくらなんでも地球の歩き方読者は泊まらないだろうとツッコミを入れたくなる高級宿が載るようになりました。私が初めてウブドを訪問した時はまだ伊藤さんが影武者に関わっていた頃なんですよね。私自身、夢を抱いていたあの頃が懐かしいです。そんな私も定年が近くなってきました。今年はお会いしたいですね。
コメントありがとう。
ウブドは激変していますが、今はいまなりに楽しみことはできます。コロンビアに、ついの住処を求めて旅しましたが、やっぱりウブドがいい。とうぶんはウブドに生息しています。再会、楽しみにしています。