体力作りには、3ヶ月前から始めればいいだろう考えていたが、結果的には何も努力していない。
今の体力で大丈夫だろうか、ちょっと心配になっている。
まあ、体力不足は根性でカバーできるだろう。
これが私の性格。
家庭菜園も、そんな考え方で進んでいる。
昨年の5月から始まった、私の家庭菜園。
その時の話は、こちらに「家庭菜園を始めた(58)」で。
その後は、「家庭菜園に奮闘中(92)」で。
アヒルに、若芽を食べられたこと。
鶏の被害にもあった。
ここ掘れワンワンにも、荒らされた。
大雨で盛り土は、流され。
大家さんの「これは雑草です」の一言で、無慈悲に抜かれた。
こんな哀しい話を、綴っています。
1年経っても、まったく成果はあがっていない。
最大の原因は、陽当たりが悪いことだ思われる。
私の畑は、セナ家の敷地内をテンテンとしている。
たらい回しにされているわけではない。
ベストの場所を探して、移動している。
ジプシー農業だ。
現在は、私の部屋の横。
窓越しに見える。
セノ家の長男ワヤン君が、タイヤを並べてくれた畑(?)。

そして、軒下に、花壇のような小さな畑。

こんな猫の額ほどの空地に、畑を作っている。
ここも、陽当たりがいいわけではない。
射していた光が、太陽の傾きでいつの間にか日陰になっていた。
この1年で完成した野菜は、わずかだ。
キュウリ2ヶ。
オクラ2ヶ。
散々な結果で終わっている。
しかし、私は負けない。
現在は、ブロッコリーが生育している。
葉っぱは、ドンドン伸びているが、ブロッコリーの芽が出てこない。
あまりの繁茂に、心配になった。
知人に、葉っぱは、間引きしないといけないと教えられた。
時遅し、その日の夜の大雨で倒れてしまった。
頭でっかちで、雨水に絶えられなかったのだ。
竹で補強して、立て直した。
早速、間引きした。
切り取り過ぎたかな。
葉っぱは食べられると教えられたが、我が家に台所はない。
あったとしても、料理はしないだろう。
恥ずかしい話だが、まったくできない。
男子が女性にもてる条件として「料理ができる」が加わったと聞いている。
私の青春時代は、料理はできなくてもよかった。
彼女の手作りの料理を「美味しい!」と言って食べるのが、男の条件だった。
ブロッコリーの葉っぱは「和食・影武者」に持って行って、料理してもらうことにした。


ニンニクと一緒に、炒めてくれた。
茎が固いので、大きめの茎は落としてあった。
美味しかった。
端正込めて育てようという心がない私のを見抜いた、リピーターのオジさんに、「農業をバカにしちゃいけないよ」と言われた。
種をまいて放っておいて、いつのまにかできているといいなとは思っているが、バカにしているつもりはない。
これ「ナマケもの農法」。
どんな芽が出て来るか知らない。
知ろうと努力もしない。
雑草と野菜の若芽を見分けられない。
だから、成長するまで待つ。
見覚えのある野菜を見つければ、それを収穫する。
生野菜を食べるのが、私の究極の目的。
いつになったら、新鮮な野菜サラダが食べられるかな。
手をこまねいて待つのみがテクニックの「ナマケもの農法」実戦中です。