2017年12月03日

お薦めピザを出す店・ベスト5 @ウブド(167)

ウブドの老舗ピザ店「ピザ・バグース」が、11月11日のクニンガン祭礼日に移転した。

場所は今までと同じプンゴセカン通りで、ガソリンスタンドのあるT字路を南に30メートルほど行った右手(西側)。

駐車場付きの瀟洒な一戸建のレストランになっていた。

「ピザ・バグース」は、店名でおわかりのようにピザ専門店。

ウブドで人気の店だ。

オーナーのロベルトさんとは、映画に共演した仲間。

と言っても、完成半ばにして中止となった映画ですが。

その時のエピソードは、極楽通信・ウブド:「映画 “Puputan Margarana“ 出演」を読んでください。

そんな縁で、応援しているレストラン。

でも、これまでに訪れたのは3度ほど。

ピザは絶賛するほど好物でもないので、28年間の滞在中で数えるほどしか食べていない。

食べるとすれば、生地が厚く縁が盛り上がっていて、窯で焼いた焦げめのあるピザが食べたい。

ウ〜ん、久しぶりに食べたくなった!

どこで食べよう、どこがいいかな。

ということで、ウブドのピザ事情を調べてみることにしました。

もちろん「ピザ・バグース」も候補のひとつです。


ピザ釜をウブドで最初に見たのは、トゥブサヨ村スクマ通りの「ピザ・ローマ=PIZZARIA ROOM」。

「ユリアティ・ハウス」の前あたり。

土のオーブンでじっくり焼かれたピザは、待たされる価値のあるものだった。

並びに、「リツカ(Rizka)」というレストランがある。

どちらも良心的な料金で、節約旅行者には有り難い存在だった。

「ピザ・ローマ」と「リツカ」は、1991年から2005年まで続いた。

1991年といえば、ロスメンを営む民家のならぶ田舎の通り。

リツカには「居酒屋・影武者」が発行していたイラストマップを貼ってくれていたので、時々顔を出していた。

友人はいつもチキンナゲットを注文していたが、私は何を食べていたのか覚えていない。

「極楽通信・UBUD」1995年12月25日発行Vo.11「オススメの店」に「アパ・カバール?=Apa Kabar?」が載っている。

Club Bali・極楽通信UBUDからダウンロードできます)

次のように紹介していた。

『今まで、バリ人のつくるスパゲティに、少々ガッカリすることの多かったUBUDのイタめし事情が、この「Apa Kabar?」の出現によって、大きく改善された。

イタリア。レストランとはちょっと大声では言えないような、小さな小さなビストロ風。

Jl.モンキーフォレストからサッカー場を右に見ながら東に折れて、右側にある。

メニューはスパゲティ中心。

これがアルデンテのゆで具合といい、ソースのからめ具合といい、ボリュームといい、レストランというよりはイタリアの家庭の味に近いのではないだろうか。

・・・と言うのも、ここの料理指導をしている人物が正真正銘のイタリアーノなのだ。

かなりのボリュームなのだがツルリと平らげてしまえるおいしさ。

特にトマトベースのものが本格的。

ついつい食べすぎてしまわないよう、アテンショーネ!!ね!』

ハヌマン通りに知名度がなかったんだね、場所の説明がモンキーフォレスト通りからになっている。

デヴィシータ通りの名前も不確かだった、あの頃。

診療所入り口(現在 Juice ja Cafe)に、階段を5段ほど上がるアランアラン葺き屋根のオープンレストランだった。

私は、ここでもピザを食べていない。

食べてはいないが、メニューにあったとの証言はとれている。

「アパ・カバール?」は、ロベルトさんが友人との共同経営と聞いている。

そう、ロベルトさんもイタリア人。

「アパ・カバール?」の閉店後、「ピザ・バグース」がオープンする。

これ以上は記憶が薄いので、フェースブックに助けを求めることにした。

こんなコメントを添えて。

『「アンケートに、お答えください」

ブログに「ウブドのピザ屋事情(仮名)」を書きたいと思っています。

あなたがウブドでビザを最初に食べた「店」、そして「いつ?」を教えてください。

ちなみに私の最初は、モンキーフォレスト東通りの「ダリ・マナ=Dari Mana」「1997年」だった。

知人O氏は、モンキーフォレスト通りに1992年にオープンした「サイサイ・バー」モンキーフォレスト通り店で、1998年だったと言う。

ご協力、よろしくお願いいたします。』

私のウブド初ピザは「ダリ・マナ」だったんだね。

「極楽通信・UBUD」で記事になっていて、確認できた。

「サイサイ・バー」の開店に携わっていたのに、ここでもピザを食していない。

どんなけ興味がないのか、わかるでしょう。

アンケートに、たくさんコメントいただいた。

今はない名店、現在も続く繁盛店とさまざま。

メニューにピザのあるレストランは数々あるようだ。

それぞれに、思い出がある。

滞在数日間のツーリストは、ピザに目もくれず地元を料理を食しているようだ。

「なにもバリまで来て、ピザはないだろう」という考え方。

「旅先では、旅先の料理を食え」と「影武者」開店時に悩んだコンセプトと同じ。


コメントいただいた、今はなき名店の数々。

トゥブサヨ村スクマ通り:「リツカ」「ピザ・ローマ」「ジャズ・カフェ」

デヴィ・シータ通り:「アパ・カバール? (1995年〜)」

モンキーフォレスト通り:「サイサイ・バー(1992年〜)」

モンキーフォレスト東通り:「ダリ・マナ」

チャンプアン橋:「旧ブリッジ・カフェ」

プンゴセカン通り:「エグザイル」


コメントいただいた、現在も続く繁盛店。

デヴィ・シータ通り:「チッタ・オベスト」

モンキーフォレスト通り:「バリ・ペスト」
プンゴセカン通り:「ピザ・バグース」「マンマ・ミーア」

サンギンガン通り:「フュージョン」

ニュークニン:「バロン・ブリッジ・カフェ」

ハヌマン通り:「ブラック・ビーチ」

ビスマ通り:「ウマ・ピザ」

このほかに「ミロズ・ガーデン」「カフェ ロータス」「カジャネムア」「スリー・モンキーズ」などの老舗レストランも名前を連ねています。

スリ・ウェダリ通りに数ヶ月前にオープンした「ファッツアップ・ピザ=What's Up Pizzeria」を推薦した知人がいた。


ここまで調べたならランキングを付けよう。

ランキングで一番になった店に、行こう。

そんなことで、このあと「現在も続く繁盛店の中から、あなたのお薦めを一つ選んでください」とフェースブックでお願いした。

そうして決まったのが、次のベスト5です。

「お薦めピザを出す店・ベスト5 @ウブド」(2017年12月?日現在)

1)「チッタ・オベスト」

2)「マンマ・ミーア」

3)「ブラック・ビーチ」

4)「ピザ・バグース」

5)「バロン・ブリッジ・カフェ」

ベスト5 は、私の友人たちが推薦するピザの店ということです。

ランキングの異議申立は、受け付けていません。

堂々トップに輝いた「チッタ・オベスト=Citta Ovest」の動画です。



デヴィ・シータ通りの散策を楽しみながら、お出かけください。

★営業時間:10.00am〜10.00pm(オーダーストップ)
★Tel:0361-971352
★E-mail:warungcitta@gmail.com
(撮影:2016年9月29日)

posted by ito-san at 17:59| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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