バイクをモンキーフォレストの大駐車場に止める。
目の前の緑色のバスが、出発しようとするところだった。
運転手に目配せして、ジュスチャーで「そのバスの乗りたい」と伝えた。
急いで駆け寄ると、助手席を示した。
助手席に乗り込み、「サッカー広場で降ろしてください」と伝える。
ゴータマ通りにあるクレープ屋に行くために、循環バスに乗った。
バスの座席は、前向きにベンチが5列。
ゆったり座って12人。
詰めれば、17人くらい乗れそうだ。
観光バスで、ウブドを走るのは久しぶり。
ジェゴグ・ツアーでヌガラに行った時以来かも。
遠足気分で、ウキウキしてしまう。
日頃バイクを乗っているから、見下ろす高さも新鮮だ。
町並みが見られるのも、楽しい。
バスは、ゆっくりモンキーフォレスト通りを北上する。
バリ人青年が一人降りた。
少し走ると男性の声が「カフェ・ワヤンの前で止めて」と告げる。
「ベモじゃないんだから」と運転手。
青年が降りたところから、カフェ・ワヤンまでは20メートルほど。
いくらも走っていない距離で止めるなよ、と私も思った。
基本的には、停車場は決まっている。
青年には、停車場じゃないところで止まった。
運転手は、カフェ・ワヤンを少し超えてストップした。
バリ人の優しさが出る光景だ。
私は、サッカー広場の前で降りた。
ここからは徒歩。
ウブドを歩くのも久しぶり。
デヴィ・シータ通りを通って、ゴータマ通りに向かう。
ショッピングはしないが、左右をキョロキョロお上りさん。
鋪装工事の真っ只中のゴータマ通り。
アグン山の噴火で、観光客の姿もマバラ。
四角ブロック「石畳」を敷いている。
完成すれば、歩きたくなる通りに変身するだろう。
遊歩道になるといいな。
子供達の遊ぶ姿も、町の一部になって、楽しい風景だ。
そうなれば、賑やかさが戻って来るだろう。
楽しい通りになるといいな。
クレープ屋に入った。
紹介は、次回のブログに。
ウブド大通りに出ると、王宮方面に緑のバスが見える。
この距離なら、待ち時間も少ない。
所有台数3台のうち、常時2台が30分間隔ほどで運行している。
ハヌマン通りの北口、イワン君のギャラリー「アート・スペース」前で待つ。
車窓から見るハヌマン通りも、また新鮮。
友人の店が見える。
知人の働く店が見える。
コントラの張り紙は、閉店したことを教えてくれる。
動画は、アタ・バッグの店「Dari Bali」のウインドウに映るバスで終わっている。
「Dari Bali」は旧友の店。
実は、内緒で、私のルドラクシを置いてもらっているので宣伝。
循環バスは、モンキーフォレストの大駐車場に戻ってきた。
駐車料金Rp2,000-を支払う。
観光気分で、楽しかった。
どこへ止めようかと頭を悩ませるなら、いっそ大駐車場に止めた方が楽チン。
クラクラバスと組み合わせれば、かなり広範囲で行動できそうだ。
感想は「これは便利で快適だ」です。
ウブドの快適な町づくりに協力するために、皆様も是非ご利用ください。
2017年12月27日
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