2018年02月03日

レケレケ(LekeLeke)の滝 @ Tabanan(182)

キンタマーニ高原へ行ったことで、バイクでの遠出に自信がついた。

次には、ブラタン湖方面に行こうと考えている。

こちらは片道2時間ほどの行程で、ちょっと遠い。

25日午前11時、晴れ間が見えたので愛バイクを駆った。

ブラタン湖へ行くには、キンタマーニと違うルートを使う。

ウブドからは、西のムングイ方面に行ったあと北上する。

バリ島北部の町シガラジャへ向かう途中にある。

左右は田園風景。

ゆるやかな登り坂。

田んぼの向こうに小川があるのだろう、椰子の並木が道路に寄り添うように続いている。

風も心地よい、絶好のツーリング日和。

バトゥリティの市場をしばらく過ぎたあたりから、この先にWaterfallがあることを示す案内看板が目立つようになった。

滝巡りが、私のライフワークのひとつだったことを思い出した。

目的地到着は遅くなるが、寄り道しないわけにはいかないだろう。

久しぶりの滝訪問だ。

LekeLeke2.jpg

LekeLeke Waterfall は、アクティビティ複合施設だった。

◎Swing ◎Tubing ◎Treking ◎Camping

私は入場料:Rp30,000-を払ってレケレケの滝へ向かう。

雲行きが怪しくなってきた。

携帯用の雨合羽が、バイクの座席下の物入れに入っている。

こんな時のために買ったのに。

滝見学にも、雨合羽が必要だった。

持ってればよかったと後悔する。

滝見学をそうそうに終え、下りてきた道を登る。

詳細は動画で、ということで説明を省きます。



往路、復路とも20分ほど。

久しぶりのトレッキングで、フクラハギが痛い。


時間は昼を回ったが、昼食は目的地でしたい。

とにかく急ごう。

今のところ、雨は降っていない。

標高1000mを超えて肌寒くなってきたが、快適なバイク・ツーリングだ。

登り坂を幾度も曲がると峠に出る、ブキット・ムンス(ムンスの丘)だ。

峠の中央には、トウモロコシのモニュメントが立っている。

左手の大きなゲートをくぐると「バリ植物園」に続く道。

ゲートの隣にあるのが「果物市場」。

峠を越えると、雨が降り始めた。

レストランや土産物店が立ち並ぶ、観光地の風情になった。

ブラタン湖と湖畔に建つウルン・ダヌ・ブラタン寺院は、観光客が訪れる人気の行楽地。

ガイドブック「地球の歩き方MOOK・バリ島」創刊号の取材に同行して訪れたのが2011年。

その後、2016年のニュピの次の日に素通りして以来だ。

ニュピ前夜に体験した、タバナンの不思議な儀礼の話「2016年03月14日:■オゴホゴ神輿@パジャハン村(39)」も読んでもらえると嬉しいです。

今回の目的地は、ブラタン湖ではない。

目的地はさらに北にある、ブヤン湖とタンブリン湖を見下ろす丘だ。

ローカルのインスタグラム・スポットとして人気の場所。

湖畔のウルン・ダヌ・ブラタン寺院を、右手に見ながら通り越す。

雨あしが、きつくなった。

バイクを路肩に止め、雨合羽を着込む。

雨合羽は、寒冷地では防寒にもなる。

顔にあたる雨が痛い。

もう少し、と元気つけながら、急坂を登る。

ここを通るのも、ニュピの次の日以来になる。

その時、すでに人気の眺望スポットになっていたが、帰路を急いでいたので通り過ぎた。

雨と霧で、かすみがかかったように視界が悪い。

この先、進んでも状況は変わらないだろう。

あきらめようか?と自問した。

無駄なら無駄を確認したい。

とにかく、目的地まで行ってみよう。

展望台には、もちろん人の姿はない。

いつもならローカルが賑わっていると聞く。

晴れた日には腰を下ろしているだろう東屋も、今は雨よけのテントがおりている。

食堂も閉じられていた。

目的は、達成されなかった。

乾季になったら訪れようと心に決めて、私はバイクをUターンさせた。

雨はまだ、激しく降っている。

そそろそ、休憩をしたい。

雨宿りもしたい。

まだ、昼食をとっていない。

warung1.jpg
ブラタン湖の手前で飛び込んだワルン。

warung2.jpg

warung3.jpg
ワルンの隣の彫刻屋の若者が、こんなものを作っていた。


雨もあがり、お腹も満ちた。

さて、もうひとっ走りだ。

posted by ito-san at 16:19| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: