7日:行ってきました、リベンジのバイク・ツーリング。
「レケレケ(LekeLeke)の滝 @ Tabanan」に書いた、ブヤン湖とタンブリン湖を見下ろす丘。
丘というより、火山の外輪にある峰。
湖が見渡せる峰の反対側を振り向くと、11キロほど先の北部バリの海に向かって急斜面が広がる。
海岸線には、ブレレンの街が点在する。
この急斜面に、多くの滝が存在している。
幾つかの滝を訪れるのも、今回の楽しみでもある。
午前中パラついていた雨が、午後になって上がった。
1時になると、青空が見えてきた。
3時30分から「ウブド・本の交換会」のミーティングが始まる。
時間内に戻れないかもしれないが、バイク・ツーリング日和のチャンスを見逃したくない。
スタッフの皆様、ゴメンなさい。
ウブドを出る頃には、快晴になっていた。
快適なツーリングは、私の思考能力を低下させるようだ。
Apuanの街を通過して、やっと現在地点が把握できた。
Margaあたりで、道を間違えたのだろう。
通ってみたかった街道だから、ラッキーと考えよう。
ルンルン気分は、どこまでも楽天的にさせる。
幹線道路に戻ると、そこはPacung村。
そして、バトゥリティ、ブドゥグルと続く。
ブキット・ムンスを越え、ブラタン湖畔を抜け、イッキに目的地へ向かう。
左前方に、先回飛び込んだワルンが見えた。
ウパチャラでもあるのか、ワルンと彫刻屋の店は閉まっていた。
出発してから、すでに2時間を経過しているが、空は雲ひとつない晴天。
この調子なら、ブヤン湖とタンブリン湖の素晴らしい眺望が見られるだろう。
登り坂の途中に、野生の猿が日向ぼっこをしている。
急坂を上り詰め、鋭角に左折する。
しばらく走ると、左手にブヤン湖が見え隠れする。
湖の対岸に建つ家並みまでも見える。
展望台の東屋に人の姿がまばらなのは、今日が平日からだろう。
峰の湖側に東屋が立ち並び、その間をインスタグラム・スポットと思われる造形物が湖を背景に浮かんでいる。
湖道沿いに、突如として出現する造形物群。
村人としては、観光施設として財源にしたいのだろう。
純粋に湖をみたい人にとっては、邪魔な遮蔽物だろうな。
一時的な流行で終わらなければいいが。
空は、まだ晴れている。
最奧にあるタンブリン湖畔の村を訪問したい。
水位が上がり、村が避難したと聞いている。
10年以上ぶりに、変貌した村を確認したい。
この雲行きなら大丈夫だろうと、インスタグラム・スポットの見学を後まわしにした。
ブヤン湖を通り越した。
続いて、タンブリン湖が見えてきた。
両湖は、狭い陸地で分断されている。
その陸地に、バリ・ヒンドゥー寺院が建つ。
タンブリン湖を回り込むようにして、湖に降りていく道があったはず。
記憶は曖昧だが、近く行けば分かる自信はある。
海側から丘を這い上がるようにして、霧が立ち込めてきた。
霧雨が体を濡らす。
バイクを止めて、雨合羽を着込む。
湖側にも、霧が出てきた。
これでは、リベンジが果たせないかもしれない。
湖畔行きの道が見つからない。
雨は、一段と強くなる。
山の気候が変わりやすいのは知っているが、まさかの失態。
バイクをUターンさせた。
ブヤン湖とタンブリン湖を見下ろす丘に立つ。
湖は、雨で隠れてしまっていた。
雨宿りをして、しばらく待ってみよう。
展望台に東屋を持つ、レストランの一つに飛び込んだ。
ナシゴレンとバリコピを注文した。
雨は、土砂降りと小降りを繰り返している。
小降りの時に撮った動画がこれ。
これはこれで幻想的で、よろしいです。
雨模様の中、撮ったインスタグラム・スポットがこれ。
![instagram_spot1.jpg](https://itosan-ubud.up.seesaa.net/image/instagram_spot1-thumbnail2.jpg)
![instagram_spot2.jpg](https://itosan-ubud.up.seesaa.net/image/instagram_spot2-thumbnail2.jpg)
![instagram_spot3.jpg](https://itosan-ubud.up.seesaa.net/image/instagram_spot3-thumbnail2.jpg)
)
今回も、雨に祟られてしまった。
滝見学は、諦めるより仕方がないだろう。
私の心がけが悪いとは思えない。
この地域は、3時頃から天気が崩れるのだろうか。
だとしたら、3時には下山する予定を組んだ方がいいかもしれない。
次回のリベンジは、滝見学を必須とする。
ご期待ください。