2018年04月30日

変貌し続けるプンゴセカン大通り!(197)

抜糸も終え、傷も癒えてきた。

やっと周囲にも、気が回るようになった。

プンゴセカン大通りの「The Pundi 」が、3月に新装オープンしたのは知っていた。

蓮池がなくなり、変わってプールになったのが、沿道から見える。

気になっていたが、バイク事故のため覗くことができなかった。

4月21日、大原さんのバイクに乗せてもらって取材に行った。

以前の「The Pundi 」は、中国人観光客専門のレストランだったようで、大型バスが頻繁に出入りしていた。

ライスフィールドの景観がなくなり、大型バスのウブド乗り入れ禁止で、経営転換を図ったのだろうか。

店名は「pool clab The Pundi」に変わっていた。

ウブドにも、コンクリートの打ちっ放しの店舗が出現する時代になった。

世界中が同じセンスのデザインになってきているような気がする。

これをグローバル化とすれば寂しい限りだが、これが時代の流れだ。

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エメラルドグリーンのクッションは、只今、人気のアイテム。

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ハヌマン通りを南下したプンゴセカン大通りの北部は、田んぼが広がる景色の美しい地域だった。

沿道からは「クブク」の宿と、その向こうの鬱蒼とした猿の森が見渡せた。

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「Pundi-pundi」と「The Pundi」の間に、蓮池ができ観光客の目を楽しませてくれた時期もあった。

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「クブク」の一部と「テガル・サリ」のヴィラが見える風景となる。

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蓮池の向こうにあった「クブク」がなくなり、「テガル・サリ」のヴィラが増築。

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「evitel」ホテルが建ち、沿道からの借景はなくなった。

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私がウブドに長期滞在を初めた動機は、自然との共存が魅力的だったから。

蓮が見られる場所が、激減している。

なくした自然を取り戻すことは、容易ではない。

自然の癒しから、人工的な癒しに移行しつつあるようだ。

ウブドを訪れるツーリストの求めるものが、変わってきているように感じる。

それでも、まだまだウブドは魅力的だ。

時代時代で、それぞれの思い出があるだろう。

あなたは、どの写真の時代から、ウブドとお付き合いしているのかな?
posted by ito-san at 17:11| Comment(2) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も全く同感です。多少不便であってもいつまでも緑か広がるウブドでいてほしいと思います。
Posted by いいやま at 2018年05月05日 12:57
いいやまさんへ

コメント有難うございます。
お互い、いつまでもウブドを観察しましょう。
Posted by itosan at 2018年05月12日 14:54
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