いまだに右手の手術あとは痛いのだが、日々の行動範囲が狭すぎで、精神的に不完全燃焼になりがち。
そろそろいいのじゃないかと自己判断をして、夜の「和食・影武者」の帰りからバイクの乗ることにしていた。
それが、5月20日。
右手は、まだ細い物は握れない。
バイクの右グリプに、これまで使っていた包帯を巻いて太くした。

4月4日の事故当日以来だから、45日ぶりのバイクの運転になる。
なんとか家路に着くことができた。
家に着くまで、大原さんがうしろを走行してくれた。
どこまでも優しいオヤジだ。
腕の疲れは、動かしていなかったからだろう。
当分はウブドの中心部には出ず、下宿のあるテガランタン付近で走り慣らすことにする。
今回の事故で大原さんには、多大な世話になった。
4月6日から昨日の5月19日まで毎週土曜日と日曜日以外、「和食・影武者」から夕食とポットに入れたコピ・バリを運んでくれた。
日曜日は、週一の楽しみ「影武者」での夕食。
バイクの後ろに乗せて「影武者」を往復してくれた。
本当に助かりました。
感謝・感謝です。
土曜日は女将・由美さんの定休日なので、弁当も休み。
この日の夜は、大原さんと私に坂田さんを加えた3ジジで外食。
そんな夕食会で、ピザを作ろうという話になった。
本格的なピザは大変だからと、ピザ・トーストに落ちついた。
それが、4月14日に実行された。

坂田さんと私は、まったく料理ができない。
自然の流れとして、シェフは大原さんということになる。
大原シェフの料理は、予想以上に美味しかった。
器用な男だ。
次週も、何か作ろうということになった。
ピザ・トーストを頬張りながら、それぞれが食べたい物をリクエストする。
「来週はスパゲティだね」というように、次週の献立がきまる。

こうして土曜日の昼食は恒例となり、大原シェフが腕をふるうことになった。
大原さんにとっては、初めて挑戦する料理もある。
一週間ごとに課題が出された生徒のように、どうすれば美味しく食べられるか下調べも怠らない。
坂田さんと私は、食べる専門。
調味料などについての説明があるが、2人にとってはチンプンカンプン。
作り甲斐のない食客で、ゴメンなさい。

4月28日:チャーハン

5月05日:パエリア

5月12日:焼うどん

5月19日:ステーキ
昼食会は、坂田さんが帰国(21日)する2日前の19日まで続いた。
6週にわたって料理を作ってくれた大原さん、お疲れさまでした。
どれも美味しくいただきました。
また、いつかこんな催しをしたいですね。
45日間、ほぼ毎日の弁当の配達。
毎週土曜日の昼食会。
私の都合に合わせてバイクで送り迎えもしてくれた。
大原さんに、心から感謝。
おりがとうございました。
豪快かつ 美味しそう
完治までご自愛下さい。
コメント、ありがとうございます。
料理は、おいしかったですよ。
器用な男がそばにいてよかった、という感じ。
バイクのハンドルの布は、今日、外しました。
今は、手袋をはめて運転しています。
完治までは、もうしばらくかかりそうです。