バイクで、この雨の中を走るのは、勇気がいる。
しかし、今日21日は、走るしかない。
行ってきましたよ、豪雨の中、銀行へ。
連休明けの今日は、人が大勢押しかけているだろうな。
予想した通り、待合ロビーは人で埋め尽くされていた。
私は、警備員を見つけて、声を掛けた。
1週間前、プンゴセカン村のガソリンスタンド内のATMで、カードが入ったまま戻ってこなくなったことを告げた。
警備員の男性は、笑顔を絶やさずに、私の訴えを聞いてくれた。
そして、こう言った「カードは、デンパサールの本店にいっているかもしれないね」。
だって。
14日に対応してくれた警備員は、この銀行に戻ってきているから、ここに取りに来るようにと言ってくれた。
だからこうして来ているのだ。
デンパサールの本店にあるとしたら、本店からこちらに持ってくるのが、親切というものだろう。
私は、デンパサールまで行く気はない。
それを察したのか、次の言葉は、「警察に行って、紛失届を出してください」だった。
ウブドの警察署は、当銀行の目と鼻の先にある。
遠くはないが、この雨を中を行くのは気が進まない。
それに、私はカードを紛失した覚えはない。
私のカードは、ATMが飲み込んだまま、出してくれないのだ。
これは銀行の落ち度ではないのか。
どうして、私が警察に行って紛失届を出さなくてはいけないのか?
その説明にも「警察に紛失届を出してください。それを持って銀行に来てください」と優しく諭す。
落ち度がない私が、どうして、そんな面倒なことをしなくてはならないのだ。
私は面倒なことを省きたいので、今のカードを捨てて新たに作り直すことはできないのか?と提案した。
警備員は「ティダ・アパ・アパ」と答えた。
出ました、バリ人がよく使う、日本語で言うところの「問題ない」。
「ピン(暗証番号)があるから、問題ありません」
あなたは問題ないかもしれないが、私には問題大有りなんだけど。
本当に、こんなことでいいのか。
日本では、こんな場合、どんな対応をしているのだろうか。
ロビーのお客は、一向に減ってはいない。
今から、カードの申請をしていては、何時間かかるかわからない。
今日のところは帰って、来週、新たに出直すことにする。
そろそろ家賃を払いたい。
手元に、カードがないのは心細いが、仕方がない。
素直に、銀行がカードを再発行してくれるかも心配だ。
もうしばらくの辛抱だ。
まだまだ続くのか、ATM物語。
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それは災難でしたね。
私のBCAでの経験だと、銀行の窓口で5分から10分程度で即日のカード再発行が出来ます。
その際、パスポートが必要となります。
では、また。
コメント、ありがとうございます。
返事が遅くなってもうしわけありません。
その後、無事、取得できました。