「ホテル・バクティ」は、狭いながらも快適だった。
朝8時にチェックアウト。
フロントの女性は、昨日の女性とは違った。
ヒジャブと呼ばれるイスラムの女性が被るスカーフをしていた。
バリのデンパサール生まれで、小学校に通う子供を両親に預けて、バニュワンギの旦那の生家に来ている。
ホテルで働きながら、年に何度か実家に帰るそうだ。
地震の話をすると「たいしたことは、ありませんでした」と言う。
「津波がなくてよかったね」と言うと、「それは言わないで」と震えた。
「すぐそこは海だからね」と、今度は笑顔で答えてくれた。
今日の予定は、まずは宿探し。
昨日、下見をした市場のある地域に泊まろうと思っている。
探し当てた宿は「ホテル・アンダ=HOTEL ANDA」。
アンダはインドネシア語で「あなた」だから、あなたのホテルということかな。
ロビーでタイル貼りの工事をしていたが、そんなことを気にする私ではない。
商人宿的なホテルで気に入った。
料金は、扇風機付きでRp120,000-。
共同マンディ(シャワー&トイレ)の部屋はRp35000-だと言われたが、今回は遠慮した。
次は、バイクに跨って街の探訪だ。
ガイドブックに、バニュワンギは4ページ紹介されている。
「イジェン火口湖」以外に、これといった観光名所はない。
地図に載ってた「ブーム・ビーチ」に行ってみることにした。
ブーム港は護岸工事中。
ブーム海岸は、平日の金曜日のためか、人影が少なかった。
対岸に見えるのがバリ島か?
昼食のために、一度、ホテルに戻った。
ホテルから歩いていけるサテ・カンビン屋「NIKMAT」に入る。
「NIKMAT」は、楽しむという意味のインドネシア語。
ここまで来て、なんでサテ・カンビンだと思うでしょうが、イスラム色の強い本場を食したかったから。
濃厚なタレが美味しかった。
2つある公園は、遠目に見学。
さてさて、これからどうしたもんか?
再び、バイクに跨って街巡り。
「fashon store a&r」と書かれた建物を発見。
バニュワンギ市民は、どんなファッションが好みか興味が湧いたので入ってみることにした。
バリとほとんど変わりない、品揃えと見た。
足首を絞ったズボンが気に入ったので購入。
3階にあるフードコートに入って、ローカルに混じってコーヒーを飲む。
3階のテラスから見た、バニュワンギのほぼ全景。
夕食は、フードコートにある「MIE RAMEN HAKERU」と決めた。
一度、ホテルに戻りマンディをし、先ほど買ったスボンをはいて出かける。
注文したのは、テリヤキ。
これならハズレはないだろうと、楽観したのが大間違いの味だった。
追加したサテ・シューマイもイマイチだった。
女主人には「美味しかった」と、愛想を振りまいて席を立った。
なんだか楽しい一日が終わった。
電車に乗ってみたかったが、それは次回の楽しみに取っておくことにしよう。
明日は、ウブドの戻る。
★続く
2018年11月10日
この記事へのコメント
コメントを書く