バリ島随一の景勝地、キンタマーニ高原。
高原と言っても、実際は外輪山のこと。
バトゥール山とアバン山に挟まれたバトゥール湖を、外輪山から眺める。
展望台があるところはペノロカン村だが、この一帯がキンタマーニ高原と呼ばれている。
眺望に、自然に涙が溢れたのは、初めて訪れた30年も過去のことだ。
バトゥール湖畔のトヤ・ブンカ村には、温泉が湧き出ている。
温水プール施設のある「Toya Devasya」に行ってから、すでに10数年経っている。
「Toya Devasya」ができる前には、波打ち際にある浅い池に地元の人と一緒に浸かった。
外輪山に囲まれた夜空は、プラネタリウムのような満天の星。
流れ星を眺めての温泉は、格別だった。
数年前、「Toya Devasya」に隣接して「Batur Natural Hot Spring 」がオープンした。
一度は行ってみたいと思っていた。
今回、友人母子(Sさん&A君)が来ウブドしたのを機会に、希望を叶えた。
私の娘ほどの年齢のSさんと、その息子A君。
A君のバイク乗りは、今回で3度目。
かなり慣れてきている。
しかし、お母さんの乗せてのツーリングは、もう少し経験が必要だろう。
A君は一人乗りで、私がSさんを乗せる。
カルデラを登り下りするに「スクピー」の2人乗りは心もとない。
Sさんには内緒ですが、ひとまわりパワーのあるバイクに交換した。
バイクを2台連ねて、いざ出発!!
パノラマの美しい外輪山のカフェで、ドリップコーヒーを飲みながら小休止。
急坂を下ると、湖の景色が開けてくる。
湖の北端にあるソンガン村に直行。
ここには、有名な「ウルン・ダヌ・バトゥール寺院」のルーツの寺院が残っている。
湖面に浮かぶ「湖の女神」像を、遠目から見学。
ソンガン村からバトゥール山の北面を目指す。
ここには、A君に見せたい景色がある。
大自然の脅威で驚異の溶岩流。
溶岩流を目の当たりにして、自然の力を思い知らされるだろう。
さてさて今回のメインイベント、トヤ・ブンカ村の「Batur Natural Hot Spring 」だ。
「Toya Devasya」の隣と聞いていたので、探すのに少し苦労した。
温泉は隣接しているが、入口はかなり離れている。
Rp190,000-を支払って入場。
水着に着替えて、プールに向かう。
湖畔に並べられたデッキチェアの下には、湖水が侵入している。
これは故意にしているのか、湖面が上がったのか?
湖から2番目のプールの温水が、私にはちょうど良かった。
アバン山とバトゥール湖の景観を見ながらの温泉。
あ〜気持ちいい!
バスタブのない部屋で下宿しているので、湯に浸かるのは何年ぶりだろう?
もっかのささやかに夢は、バスタブのある生活だ。
快い疲れを感じながら、帰路に着いた。
帰宅してから、ブログを書くのに「地球の歩き方」開いてみた。
トヤ・ブンカの温泉プールのコーナーに「Toya Devasya」と「Batur Natural Hot Spring」の情報が記載されている。
「Toya Devasya」のほうが料金が高いところを見ると、施設が整っているのだろう。
遠目にも、繁盛しているように見受けられる。
「Batur Natural Hot Spring」の入場料は、Rp150,000-(1名)・ランチ込みのパッケージでRp18,0000-となっている。
値上がっている。
入場券には、ランチは含まれていないが、ウエルカムドリンク、タオル、ロッカーはサービスだった。
アラアラ〜、しっかり見るべきだった。
タオルもロッカーも、我慢したのに。
そういえば、サービスコーナーのような小屋が建っていたな。
あそこで相談すれば、インクルードのウエルカムドリンクももらえたかも。
昼食は、ナシゴレンとコーヒーでRp50,000-ほどだったと記憶する。
こんな失敗をしたが、Sさん&A君も満足している様子。
次回というチャンスがあれば、「Toya Devasya」に行こう。
2019年03月17日
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