マゲラン名物「ミー・ドゴッ(Mie Godok・Mie Godog)」を食べに外食。
ミーというからには、麺料理だろう。
「ミー・ドゴッ」は、Bakmi Godokとも呼ばれる。
初回はスープに甘いソースが入っていたので、2回目をソース無しにしてもらった。
このソース抜きが、日本の薄味ラーメンに近い味で、私には美味しかった。
Rp13,000-、およそ100円。
待つのが長く感じたので、作っているところを覗いてみた。
初回の店は2人前、2回目の店では1人前づつ作っていた。
これでは待たされるはずだ。
5人で入店して注文すると、5人目のミー・ドゴッが到着する前に、最初の人は食べ終わっている。
なぜだかな〜?
ミー・ドゴッもそうだが、マゲランに来て、初めて聞く言葉に出会うことが多い。
「バルコンデス(Balkondes)」と言う言葉も初めて聞いた。
このバルコンデスは、balei ekonomi desaを短縮した新語。
直訳すると、村の経済の建物(意味不明だけど)。
村の経済的発展を助ける制度だそうだ。
現在の大統領ジョコウィ氏が、1年ほど前から奨励した制度らしい。
素晴らしい制度などで、紹介したい。
国営企業が、村々に金銭的援助をする。
日本円でおよそ850万円と言われる。
インドネシア国営の企業は、電気、ガス、水道、石油、電話、電車、セメント、航空、などなど20社以上はある。
援助企業は、経営に口出しをしない。
そのために、専門的な管理会社が設立されている。
管理会社は、バルコンデスを観光地としてPRするのが役目だ。
バルコンデスは、村所有の土地を利用して作られる。
宿泊施設をメインにして、レストランや土産物店などが付設されていることが多い。
村の特徴を探し、特色を持った経営が望ましい。
管理会社は、1年から3年の間をサポートする。
サポート期間の間に、村人に経営ノウハウを取得してもらい、村営として成り立つようにアシストする。
その後は、自力で経営しなければならない。
バルコンデスは、世界遺産のあるボロブドゥールとジョクジャカルタで見られる。
ボロブドゥールには20の村があり、それぞれにバルコンデスがある。
そのいくつかの村を見学した。
村によって意気込みが違うのを感じた。
興味深い試みなので、成功して欲しいと願っている。
以下に、4つのバルコンデスの写真をアップします。
日本は各村にはない
もっと大きな自治体
特産物が無いと将来厳しそうですね