2019年04月18日

バルコンデス @ マゲラン滞在!(305)

マゲラン名物「ミー・ドゴッ(Mie Godok・Mie Godog)」を食べに外食。

ミーというからには、麺料理だろう。

「ミー・ドゴッ」は、Bakmi Godokとも呼ばれる。

初回はスープに甘いソースが入っていたので、2回目をソース無しにしてもらった。

このソース抜きが、日本の薄味ラーメンに近い味で、私には美味しかった。

Rp13,000-、およそ100円。

待つのが長く感じたので、作っているところを覗いてみた。

初回の店は2人前、2回目の店では1人前づつ作っていた。

これでは待たされるはずだ。

5人で入店して注文すると、5人目のミー・ドゴッが到着する前に、最初の人は食べ終わっている。

なぜだかな〜?




ミー・ドゴッもそうだが、マゲランに来て、初めて聞く言葉に出会うことが多い。

「バルコンデス(Balkondes)」と言う言葉も初めて聞いた。

このバルコンデスは、balei ekonomi desaを短縮した新語。

直訳すると、村の経済の建物(意味不明だけど)。

村の経済的発展を助ける制度だそうだ。

現在の大統領ジョコウィ氏が、1年ほど前から奨励した制度らしい。

素晴らしい制度などで、紹介したい。

国営企業が、村々に金銭的援助をする。

日本円でおよそ850万円と言われる。

インドネシア国営の企業は、電気、ガス、水道、石油、電話、電車、セメント、航空、などなど20社以上はある。

援助企業は、経営に口出しをしない。

そのために、専門的な管理会社が設立されている。

管理会社は、バルコンデスを観光地としてPRするのが役目だ。

バルコンデスは、村所有の土地を利用して作られる。

宿泊施設をメインにして、レストランや土産物店などが付設されていることが多い。

村の特徴を探し、特色を持った経営が望ましい。

管理会社は、1年から3年の間をサポートする。

サポート期間の間に、村人に経営ノウハウを取得してもらい、村営として成り立つようにアシストする。

その後は、自力で経営しなければならない。


バルコンデスは、世界遺産のあるボロブドゥールとジョクジャカルタで見られる。

ボロブドゥールには20の村があり、それぞれにバルコンデスがある。

そのいくつかの村を見学した。

村によって意気込みが違うのを感じた。

興味深い試みなので、成功して欲しいと願っている。

以下に、4つのバルコンデスの写真をアップします。

balkondes1_1.jpg

balkondes1_2.jpg

balkondes2_1.jpg

balkondes2_2.jpg

balkondes3_1.jpg

balkondes3_2.jpg


posted by ito-san at 18:25| Comment(2) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本だと道の駅みたいなものです
日本は各村にはない
もっと大きな自治体
特産物が無いと将来厳しそうですね
Posted by 加藤繫幸 at 2019年04月20日 10:37
只今、模索中のようです。
Posted by itosanubud at 2019年04月26日 22:48
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