月曜日早朝の恒例ジャランジャランでの出来事。
なぜかフルーツの話になって、私はマンゴー(mango)が好物だと発表した。
マンゴーは、インドネシア語でマンガ(mangga)。
ジャワ語ではメンゴ(mango)、スンダ語ではプルム(pelem)と言うらしい。
私のマンゴーの発言に、散歩に同行している皆んなが反応した。
各自が「マンゴー」とつぶやいている。
私の発音がおかしかったのだろう。
スタッフの若者が、おどけた調子で「Mangga」と言って、身体の前に右手を伸ばし左から右に横にスライドさせた。
全員が笑った。
若者が説明してくれた。
スンダ語の「Mangga」は、インドネシア語の「どうぞ(Silakan)」と同じ意味らしい。
そう、彼は私に「どうぞ」という仕草をしたのだ。
このあと何度も「Mangga・モンゴー」の発音を指導された。
カタカナのモンゴーでは表現しきれていない。
発音は難しいので、ここでは割愛する。
◎蛇足:マンゴー(檬果、芒果、学名: Mangifera indica)は、ウルシ科マンゴー属の果樹、またその果実。
菴羅(あんら)、菴摩羅(あんまら)ともいう。
マンゴーの栽培は古く、紀元前のインドで始まっており、仏教では、聖なる樹とされ、ヒンドゥー教では、マンゴーは万物を支配する神「プラジャーパティ」の化身とされている。(参照:Wikipedia)
マンゴーの話は、これまでにして。
今回は、竹の村を見学した話をする。
ボロブドゥールには、政府が支援するバルコンデス以外にも村興しの提案をする若者グループがある。
鍛冶屋の村と陶器の村は、代々受け継がれている地場産業だが、ボロブドゥール近郊の多くは農業中心の村だ。
若者グループは、その何もないと思われる村を訪れ、特徴を探す出す。
その特殊性を観光の目玉にしようと計画を立て、実践していく。
この村では、村は外れに残る竹林に注目したのだ。
村は、Dusun Ngadiprono, Temanggungにある。
竹林を散策するだけでも楽しいが、定期的にパサールが開けられると聞いていたので、パサールの開かれる日を選んで出かけた。
パサールの名称は「Pasar papringan」(Pasar sumpring desa Bumijawa Tegalかもしれない)。

村は田んぼの奥にある。
車を止め、密集する民家を抜けるようにしてパサールへ向かう。
村を抜けると竹林になる。
太い見事な竹の林。

竹林は延々と続く。
村人中心に開かれているパサールは、地元の人々で賑わっていた。
買い物はパサール専用のお金使うため、マネーチェンジをする。

竹の村にふさわしい竹細工商品。


ローカル・フードの屋台が並ぶ。



フードを手に入れたあとは、ベンチに座って歓談。

パサールの中央では、ジャワ・ガムランの演奏と歌が公演されている。
美しい高音で歌う男性に魅了された。

◎バダさんの知人がドローンを飛ばして「 Kafe Mpat」撮影した動画を添付しました。
ご覧ください。