2020年04月17日

外出自粛の日々!(349)

毎日、ネットで日本のニュースを見ている。

死亡者数をパーセンテージで示していることに業腹だが、新型コロナウイルス関係に使われる言葉も気に入らない。

意味の理解できない横文字言葉が使われていると思いませんか?

いちいち検索する必要がある。

クラスター(cluster):集団感染

ロックダウン(rockdown):都市封鎖

オーバーシュート(overshort):感染した人が急に増えること。感染した人を合わせた数が2〜3日の間に2倍に増えた時に使う

パンデミック(pandemic):感染症の世界的な大流行

ソーシャルディスタンス(Socialdistance):社会的距離

これでは、緊張感が伝わるわけはないだろう。

庶民に危機感を持たせないために、意識的に緩和する表現をしているとしか思えない。

英語の不得意な老人の私に、ひがみだろうか、そんな風に受け止めてしまう。

ダイレクトに日本語を使って欲しいと思うのは、私だけだろうか。


バリも、外出自粛が20日間を過ぎた。

メリハリのない日常と暗雲が漂う屋外に、活力が湧かない。

外出できないだけで、これだけ生命力が奪われてしまう。

じわじわと感染者の足音が近づいて来ている気配がする。

そろそろ、身近に感染者が出てきそうだ。


ニュビ前日の「お祓いの儀礼」


「和食・影武者」が臨時休業に入った4月1日から、私のルーティンワークが大幅に変わった。

勤め人ではないので、毎日が日曜日な生活をしている。

よって、昼ころになっての起床。

これまでは、午後3時30分頃からバイクで外出。

コンビニで雑貨の購入、バイクの給油、クリーニング店、スマホにSIMの補充、など。

一日ひとつの小さな用事を済ませる。

時には、お気に入りのカフェでコーヒータイム。

思い立つと写真や動画を撮りに出かけていた。

5時30分までには部屋に戻り、運動不足を感じれば縄跳びと軽い体操。

その後は、暗くなるまで、テラスで読書にふける。

烏の行水のようなマンディをすませる。

バスタブはあるのだが、経費節減で利用していない。

風呂好きな私には、ちょっと辛い。

午後8時45分の出発で「和食・影武者」に向かう。

女将からの心づくしの夕食をとったあとは、友人たちとの楽しい歓談だ。

これが私の日常でした。

読者の皆様には、こんなことを教えてもらっても何の興味もわかないことでしょう。


こんな平凡な日常が、いきなり遮断されたのです。

自粛だから外出はできるのだが、感染の拡大を防ぐ意味で、私は控えるようにしている。

新たなルーティンワークは、さらに日曜色を強くした。

雑貨の買い物は、村にある、マンク(お坊さん)の経営するワルンへ。

夕食は、大家さんに頼んだ。

大家さんの食事は質素だが、満足している。

外出を控えたので、バイクの給油、クリーニング店、スマホのSIM補充も軽減した。

ほとんど屋敷からと言うより、村から出ない生活だ。

先日、ちょっとウブドを駆け巡ってみた。

これまでツーリストで賑やかだったウブドは、閑散としていた。

通りには、重い空気が漂い、目に見えない邪鬼が蔓延っているように感じた。

幸いにして戦争は未体験だが、あたかも戦禍のように活気が失せるている。

そんな世界へ、出かけたいとは思わない。

終息の先行きが見えてこない。

何度も言うが『一日も早い終息を願っている』


posted by ito-san at 15:00| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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