私のパスポートの延長期限は、今年12月末日。
5年間の延長が終わったので、新規取得のためにシンガポールの出国する必要がある。
新型コロナウイルスの影響で、出国できるのか不明だが、準備をしておくことは大事だ。
今年もビザの申告用に、SKTTを入手しなければいけない。
リタイヤメント・ビザを取得するに、必要な書類のひとつ。
SKTTとは、Persyaratan Surat Keterangan tenpat Tinggal=居住地証明証のこと。
インドネシア人のKTP(Kartu Tanda Penduduk=住民登録証)のようなもの。
3月末、書類を揃えてギャニアールにある市民登録局(Dinas Kependudukan dan Pencatatan Sipil)に出向いた。
あいにく役所は、その日から新型コロナウイルスの影響で業務を停止されていた。
そして、外出自粛にはいった。
提出書類は、11種類ある。
詳しくは、2019年02月24日:■SKTT、四苦八苦の結果入手!(296)http://itosan-ubud.seesaa.net/article/464294839.htmlで。
もっとも手間取るのがドミシリー。
居住地の集落(バンジャール)の長が所有する書類に、長のサインをもらう。
就業しているので、在宅を狙うのが大変。
金銭を請求する悪習が残っている、集落長もいる。
集落によって金額も異なる。
ドミシリーが欲しいのは外国人だからと、法外な金額を請求する集落もあると聞く。
作成しない決まりのある集落もあるようだ。
このあと、集落長のサインの入った書類をウブドの役所に持っていく。
所長のサインをもらうためだ。
所長がオフィスに居れば、ラッキー。
スムーズにことが運べば、2〜3日で出来上がる。
ドミシリー以外にも金銭出費と手間時間がかかるという理由で、SKTTをビザ代行業社にお願いしている人が多い。
どんなテクニックがあるのか、SKTTの手続くを省いてKITAS取得をしている。
私は、入場料金がドメスティック価格になるので、是非SKTTを取得したい。
ボロブドゥール遺跡&プランバナン遺跡の入場料金が、外国人ツーリストは30ドル以上するが、地元価格だとRp4万だ。
4月15日、市民登録局に再度訪問。
ものものしいディスタンス状態になっていた。
インドネシアもやるときはやるのだ!
なぜか客は、私以外に1組の男女だけだった。
申請用紙を預け、金曜日にできると伝えられた。
金曜日(17日)に行くと、建物の外で熱検査の鉄砲を額に当てられる。
36.5度で、無事通過。
受付に行くと、月曜日(20日)朝9時に変更された。
こういうことは、良くある話で、どうってこともない。
バリ人の信仰するヒンドゥー教の中に、3つの教えがあるそうな。
怒らない(Jangan Marah!)
嫌わない(Jangan Benci!)
逃げない(Jangan Minggat!)
彼らはこれを、小学校から習うと聞いている。
人間関係には、必要なことだ。
だから私も、怒らない。
そして、月曜日。
5分も待たず、手に入れることができた。
昨年と同じ写真を使用。
現在の私は、白いヤギ髭をたくわえている。
使用できる期間が残り5ヶ月しかないが、とりあえず一安心。
2020年08月01日
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