2020年10月08日

老舗ワルン・Dew Warungの移転(349)

ウブドには、かつてナイトマーケット(夜市)があった。

1989年〜1993年11月22日までの4年間のことです。

地元の人は「センゴール=Senggol」と呼んでいた。

センゴールの昔話は、「極楽通信・UBUD 」センゴール=Senggolをお読みください。

場所は、現在のウブド・パサールの駐車場になっているところ。

駐車場は、午前中は朝市に使われ、午後から駐車場になる。

当時は、砂塵の舞い上がる小さな砂漠のような空き地で、やはり午前中は朝市に使われていた。

夕方になると、カキリマ屋台が15軒ほど運び込まれてセンゴールに変身する。

日本人ツーリストが溜まったワルンは、今のデワ・ワルンの前身だ。

もちろん、私もそこの常連客。


センゴールが閉鎖され、デワ・ワルンはスグリオ通りに出店した。

その後、ゴータマ通りに移る。

「ワルン・ビアビア」の出店は、立地の回遊性とデワ・ワルンがあるということで、今後発展するだろうと考えたからだ。

思惑通りゴータマ通りは、出店が相次ぎ、ツーリストに人気の通りとなった。

格安メニューのデワ・ワルンは、ツーリスト御用達として繁盛店の地位を確保とする。


今回のコロナ禍には勝てず、涙を飲んでゴータマ通り店20年の歴史を閉じる。

テガランタン村の実家に移転。

ウブドの中心部から3キロメートルと、これまでに比べると立地は悪くなる。

老舗の根性を見せて欲しいと願う。




実家テガランタンのワルン。

偶然、スリン(笛)奏者で有名なGus Teja君に会う。

彼は、デワ・ワルンの常連のようだ。




屋敷裏に田んぼの風景が残っていた。




食べているところのレポート。

これは食レポとは言わないようです。




デワ君とのツーショット。

恥ずかしがり屋なのに、よく写ってくれました。


Wewa_Warung Menu.jpg





posted by ito-san at 16:23| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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