「ウブド・本の交換会」が開催されなくなり、本の入手が困難になった。
活字に飢えたウブド在住者のために始まった、本の交換会。
幕開けの第1回は、2009年3月21日モンキーフォレスト通りの「カフェ・アンカサ」だった。
本を読む人が減ったのか?
電子書籍で読む人が増えているのか?
閉会は、2019年9月1日。
*「ウブド・本の交換会」閉会(326)http://itosan-ubud.seesaa.net/article/470343490.html
実に、10年間。
月一回の予定で、100回続いている。
くしくも、最終回も「和るん・あんかさ」だった。
世の中はインターネットの普及で、本は電子書籍で読むようになってきているという。
「電子書籍元年」は2010年。
火付け役となったのは、漫画を愛読する若者たちだ。
電子書籍で読まれているジャンルは、小説を抜いて漫画が1位を独占している。
印刷物の読書でなく、データ化された「電子書籍」。
パソコンやスマートフォン、タブレットを持っていれば、そこから閲覧できる。
専用機「電子書籍リーダー」というものもあるそうだ。
気軽に持ち歩け、いつでも・どこでも読める。
これが、若い世代に支持されている要因だろう。
アマゾンで、少額のギフト券が手に入った。
そんなに便利なら試してみようと、キンドルでお気に入りの本を購入することにした。
電子書籍のことをキンドルと呼ぶ、と私は思っていた。
どうやら違っていたようだ。
主にインターネット上で流通する電磁的に記録された読み物の総称を電子書籍と言い、各メーカーによって、電子ブック、デジタル書籍、デジタルブック、Eブック、オンライン書籍などと名称もまちまち。
キンドルは、アマゾンが販売している電子書籍の商標だったのを知る。
(参照:Wikipedia)
スマートフォンでは、文字が小さくて読めないだろう。
タブレットを持っていないので、ノート・パソコンで見ることになる。
ノート・パソコンでは、文庫本のように寝転がって読めない。
使いこなせないからかもしれないが、電子書籍は不便だ。
では、どんな読み方がしたいのだろうか。
考えてみた。
寝転がって読みたい。
ページをめくりたい。
しおりを挟みたい。
ブックカバーに凝ったこともあったな。
読書の途中で一旦休止する際には、本を開いたまま伏せたい。
チェックしたページが、あとで開きやすいように角を折っておくこともある。
こういった機能はついているのかもしれないが、私の能力では使いこなせないだろう。
時間をかければ、慣れるのだろうか。
はたして、慣れるものだろうか?
蔵書に場所を取られないのは歓迎だが、やっぱり印刷物で読書したい。
2020年12月08日
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