2021年04月22日

バリ・ウブドで、新型コロナ感染症の接種を受ける!(368)

世界中に新型コロナウイルスが蔓延して、すでに一年以上が経過した。

各国でワクチンが開発され、接種が始まっている。

早い時期から接種が始まっている国では、終息の兆しも見えてきた。

日本は、接種の遅れている代表国だ。

私の滞在するインドネシアは、どうだろう。

インドネシアでは、2021年1月3日から全国34の州と地域(医療施設1万カ所と、検疫所40余り)に向けて、中国シノバック・バイオテック製のワクチンの配布が始まった。

イスラム教徒が戒律に従って接種が許される「ハラル」のワクチンだということです。

ワクチン接種は、1月13日から。

インドネシア大統領ジョコ・ウィドド(Joko Widodo)大統領が接種第1号で、国民に安全性を強調した。

政府は国民の7割にワクチンを投与し、免疫を持った人が増えて感染拡大を抑える「集団免疫」を獲得したいとの考えだ。

世界的観光地であるバリ島は、優先して接種が行われるという噂。

グリーンゾーンと銘打って、ウブド、サヌール、ヌサドゥアをコロナ解放地区として指定し、接種が先行される。

ジョコ・ウィドド大統領が、訪問した3月16日から開始されている。

大統領は「6〜7月にはバリ島観光を再開したい」と話したそうだ。

ウブド地区は、いち早く接種が始まった。

3月16日.jpg

ハヌマン姿は、スマララティのリーダー・アノム氏。


私のまわりに、接種を受けるかどうかで悩んでいる人がいる。

今回のコロナウイルスは、強烈のようだ。

どれだけの脅威か、私に知る由はない。

かかったら死ぬかもしれない、と考えても罪はない。

コロナに感染して命を落とすか、ワクチンの後遺症に悩むか。

身体に悪影響を及ぼすとか、染色体が壊されるとか、の情報もある。

この二者以外にも、選択肢はあるだろう。

新型コロナ感染症とは、生死を賭けた戦いだと思え。

「家に居るのに飽きたから、外に出た」

冗談じゃない!

日本人は、もっと危機感を持った方が良いと思う。


私の滞在するプンゴセカン村は、一回目の接種が4月7日と8日に実施される。

ワクチンは、ひと月ほどの期間をおいて二度目の接種をするのだそうだ。

7日は、村人中心。

8日は、プンゴセカン村で勤務をしている人と村民以外の住民。

私は、8日に集合がかかっている。

今ウブドで接種されているワクチンは、アストラジェネカ製(イギリス)。

これは、かなりキツいらしい。

副作用は、注射部位の痛み、腫れ、筋肉痛、倦怠(けんたい)感、発熱などで、軽〜中程度と説明されている。

7日に接種した知人は、微熱と少しの頭痛、倦怠感と空腹を感じたと伝えてきた。

解熱剤を配っている村もあると聞く。

ワクチンには、ファイザー(アメリカ)・モデルナ(アメリカ)・スプートニク(ロシア)・ジョンソン&ジョンソン(アメリカ)などのメーカーがあるようだ。

ネット上で、選択の論議が持ち上がっている。


今回は、その接種時の様子を紹介したい。

動画で残しておいたので、そちらも合わせてご覧ください。

4月8日、午前10時。

回答を記入した申込用紙を持参する。

DIVAKSIN3.jpg

DIVAKSIN4.jpg

DIVAKSIN5.jpg


ワクチン接種会場は、人口密だった。

午前11時40分、私の名前が呼ばれた。

待つこと1時間40分。

体温:36.5 / 血圧:150

接種可能な血圧は、100から150の間だそうだ。

ギリギリセーフだった。

左右2つのグループで、接種は行われている。

質問をされる場面があって、インドネシア語の会話能力が十分でないので困った。

係官の目の先は、申込用紙にチェックが記されていない箇所のようだ。

申込用紙の内容は、Google翻訳で読んでいるので、理解した。

すべて「ティダ・アダ(問題ない)!」で通した。

流れ作業のように、進んでいく。

接種後、様子をみるために30分ほど休憩をとる。

12時10分、ワクチン接種終了証明書を手にする。

DIVAKSIN2.jpeg

本日接種したワクチンは、ビオファルマ(Bio Farma)だった。

ビオファルマのワクチンは、シノバックから原料を調達し、国営製薬持ち株会社ビオ・ファルマで製造したワクチン。

二回目のワクチン接種は、5月6日と記載されていた。





posted by ito-san at 18:52| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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