コロナ禍に入ってから、バリ島ウブドでも、ノマドワーク、ノマドワーカーの言葉をよく耳にするようになった。
ノマドという言葉に、私はウブドにある「レストラン・ノマド」を連想する。
滞在始めた1990年初頭には、シシカバブを食べに、よく通った。
定住を望まないジプシー体質の私は、遊牧民と言う意味のノマドという言葉が好きだ。
ワークとワーカーは、仕事、仕事をする人のことだと、私は理解している。
定住しなくて、仕事をする人。
遊牧民がなぜ、話題になっているのか?
疑問を持った時に頼るのが、ウキペディア。
さっそく検索してみた。
そこには、ここ書かれていた。
ノマドワーカーは、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末などを使い、Wi-Fi環境のある喫茶店やコワーキングスペースなど、通常のオフィス以外のさまざまな場所で仕事をする人を指す日本語の表現。
また、そのような働き方を、「ノマドワーク」という。
「ノマドワーカー」も「ノマドワーク」も、2010年の時点で使われていた表現であるが、「ノマドワーカーの先駆者」と評された安藤美冬の活動が知られるようになり、ブログの広告収入で生活するようになった経験を綴った立花岳志の著書『ノマドワーカーという生き方』が出版された2012年ころから、広く用いられるようになった。
ノマドワーカーが働く場としては、しばしば代表的な例として言及されるスターバックスなど、通常の喫茶店の他、そうした客向けに特化した店や、公共図書館などがある。
また、ノマドワーカーが注目されるようになると、その受け皿として、各地で電源やWi-Fi環境などを整備したコワーキングスペースを設ける動きも出始めた。
コワーキングスペースは、ウブドにも数件ある。
ノマドワークでウブド滞在を可能にしたツーリストが増えている。
今後は、もって増えるだろうと考えられる。
和食・影武者の近くに「Outpost」、コロナ禍で姿を消してしまった「Habitat」、その他。
集客力のあった「Hubud」が、なぜ閉店してしまったのかは、深掘りする必要がある。
昨年(2021年)新たに、ウブド北・テガランタン村の広大な敷地に、ノマドワーカーの拠点「パルク・ウブド」が出現した。
『パルク・ウブドは、共通の価値観とオープンワールドビューを共有する志を同じくする人々を結びつけるために生まれました。
その結果、個人またはチームが快適に作業してプロジェクトを実現できるコワーキングスペースを作成しました。』
(ホームページから抜粋)
広い敷地に、コワーキングスペースとレストラン(和食・洋食)、カフェ、スパ&マッサージ、サウナ、ヨガ、ジム、プールなどの施設とアパートまで完備していた。
インターネットを利用して、パソコン一つで、収入を得ている人がノマドワーカーだと理解した。
ノマドワーカーは、ネット社会の産物。
外出自粛のコロナ禍で、会社の仕事をリモートでする人が増えている。
これは、リモートワーク&在宅ワークと呼ぶようだ。
学校の授業もリモートだと聞く。
これはオンライン授業とでも言うのか。
今後さらにネットの需要は増え、生活は一変するだろう。
ほかにテレワーク、テレコミューティング、モバイルワーク、フレキシブルワークプレイスという、呼び方もある。
老人は、日々ネット対応に四苦八苦し、やがては時代に取り残されていくのだろう。
ブログ・ホームページ・ユーチューブ・フェイスブック・インスタグラム・ツイッター、その他諸々に加わってはいるものの、まったく使いこなせていない。
そう言った意味で、私には住み難い世の中になっていきそうだ。
BGM『jegog suar agung』
2022年02月19日
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