2022年03月25日

20周年だぜ「ワルン・ビアビア」! (414)

ワルン・ビアビアが、今年9月に20周年を迎える。

ゴータマ通りにオープンしたのは、2002年のこと。

モンキフォレスト通りとハヌマン通りに挟まれたゴータマ通りは、デヴィシータ通りで交差するが、その先は鬱蒼とした森と竹林だった。

ビアビアは、デヴィシータ通りまでの250mほどの屋敷町にある。

当時は、ウブドの老舗ワルン「デワ・ワルン」しかなかった寂しい通り。

観光客が通るのも珍しいほどの場所のため、地代は安かった。

当時の誰もが、繁華な通りに変貌するとは考えなかっただろう。

年を重ねるごとに、観光客が溢れる人気スポットとなっていった。

車がすれ違うことのできない狭い通りのため全面駐車禁止、時間帯で遊歩道になる(バイクはOK)。

家賃は年々、高騰していく。


初代オーナーは、Sさん。

ウブドで知り合った日本人で、縁があって私がデザインをさせてもらった。

メニューはバリ家庭料理。

家庭料理なら、プロの料理人を雇わなくてもバリ人

Sさんは、契約期間の10年間経営に携わった。

10年目に、現在のオーナーN君に譲った。

N君は、店のデザインを気に入っていて、できるだけ原型のまま使ってくれている。

Sさんは飲食店経営は素人、私もほ素人同然の経験しかないが、N君は経験者としてのノウハウを持っていた。

今では、ウブドの老舗ワルンとしてのポジションを確保している。

20周年のアニバーサリーを迎えられるのは、N君の努力の賜物だ。


私の思い入れのある店なので、いつも気にかけている店です。

今回は、そんなビアビアの思い入れの部分を写真におさめて、解説したいと思います。

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エントランスの壁には、ガネーシャ像を安置。

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壁の裏は、バリの台所を模して、上にはアンティックを飾った。

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敷地に立っていた木を使った手すり。

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トイレの間仕切りに、手作りの半円タイルをレイアウト。
枝も敷地にあった木から。


壁面にグルリと一周するように貼られた陶版に、記憶はありますか?

20年近く前、当時、ウブドにあった店&滞在者&旅行者に、お願いして彫ってもらった陶版です。

メモリープレートとして、リピーターに喜んでいるもらえるとかと考え、作りました。

硬くなる前に彫った物、硬くなってから彫った物、それぞれに趣があって傑作です。

私が彫った物も数点あります。

知った名前は、ありましたか?

それとも、あなたの陶版があったりして。

ジックリとご覧ください!

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水草アタで編んだ、手作りランプもいいでしょう!

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posted by ito-san at 01:27| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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