は〜い、徘徊老人の伊藤です、で始まる私のYouTube。
推薦本は、漫画「アキオ紀行バリ」です。
慣れないYouTube出演なので、原稿を書いて、それを読みながら喋っております。
原稿どうりに、話は進まないね。
セリフを覚える役者さんって、凄いなと、今更ながら感心しています。
今回のブログは、その原稿を公開しました。
お待ちかねの、バリ島関係・マニアックな推薦本のコーナーです。
誰も待っていないか。
実は、きのう。
たまには違った雰囲気でと思って、ロケーションを変えたんですよ。
ホームグランドの「影武者」を飛び出して「KEDAI D’SAWA」に行ったんです。
「KEDAI D’SAWA」がリニューアルしていたので、それも紹介しました。
撮影を終えて、編集して、YouTubeに公開しました。
ここで残念なことが起こりました。
なんと、BGMに著作権がかかっていてNG。
ということで、今日は撮り直し。
で、今日の推薦本です。
1995年発売の漫画「アキオ紀行バリ」です。
登場する店を訪れる観光客が現れるほど、バリ好きさんに愛読された漫画です。
著者が、サテ・カンビン(Sate Kambing)屋の娘に恋に落ちていく実録物。
漫画家へのデビュー作になりました。
とにかく、絵が素晴らしい。
昨日の午後のコーヒータイムで、久しぶりに読み返してみた。
興味深かったので、推薦本として、紹介したいと思います。
「アキオ紀行バリ」を読むときの予備知識として、サテ・カンビンの話を少ししておきます。
カンビンはヤギのことで、サテは串。
ヤギ肉の串焼きのことです。
(やっちゃったな。
カンビンをひつじと言っていたので、そこだけ撮り直して挿入して編集。
以前、ロバートハリスさんのJwaveで、バビグリンを牛の丸焼きと言ってしまって、ハリスさんが、豚ですよねとフォローしてくれたことがった。)
私の古い情報では、サテ・カンビン屋は、ジャワ島スラバヤの近くにあるマドゥラ(Madura)島からの人々が商っていると聞いています。
マドゥラ人は、イスラム教徒です。
バリに来たマドゥラ人が、カキリマ(屋台)を引いて商いを始めた。
カキリマって知っていますか。
カキは足、リマは5つです。
説明。
その後、カキリマを同郷のマドゥラ人に、食材共々貸し出すという方法で、発展していった。
バリ島内のサテ・カンビン屋は、ほとんどマドゥラ人だと言ってもいいだろう。
今では、常設店舗もあります。
それぞれ屋号はあるのだろうが、どこもマドゥラの看板が出ている。
漫画の中のサテの価格は、サテ&ソト&エステでRp2,000-(100円)です。
あまり内容を教えてはいけないと思うので、かいつまんで説明します。
著者は「ヤシの木がなきゃ日本の田舎と変わんね〜よな」と感想を述べています。
これは、ほとんどの日本人観光客が、同じ感想を持ちます。
私もそうでした。
お世話になったホームステイの話は、ウブドらしさ凝縮されています。
初体験のすべてが、新鮮に感じます。
あなたのウブドステイは、どんなでしたか?
そうそうと、頷くほど似たところもあるし、まったく違うところもあるでしょう。
昔を懐かしんで、他人の体験と重ねて見るのも楽しいかも。
闘鶏の話、マンディ(水浴び)の話も面白いよ。
ウブドでの登場人物は、ほとんど友人です。
居酒屋・影武者は、武者・武者(ムシャムシャ)で登場します。
イトーダさんは、私です。
昨年亡くなった、彫刻家のワヤン・ムカさんも登場しています。
懐かしい、思い出です。
一部始終を聞かされている私が、発言します。
「たぶん、悲しい結末になると思うんだわ」と。
まさか、漫画になるとは思ってないので、正直な気持ちを伝えた。
私のアドバイスに、ショックを受けた著者の気持ちを知らない。
漫画が、手元に来てからわかった。
彼が私を嫌っているように感じるのは、そんな理由があったからかもしれないな。
インドネシア語の勉強も、ちょっとできる内容になっています。
これ以上解説しないほうがいいだろうと思うので、これくらいにしておきます。
さて結末は、どうなるのでしょう。
2022年05月30日
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