右手西に向かえば、猿の森・パダンテガル村のダラム寺院に向かう。
途中に、クブクのワルンがある。
直進に見える左手に南下すれば、プンゴセカン村に続く。
1990年代初頭、Y字路周辺の景色は、ほとんどが田んぼ。
数件の土産物屋が、簡素な建物で商っていた。
鋭角の地点には、祠が鎮座している。
その横にあった小さな雑貨屋は、街道の分岐点的で峠の茶屋的存在だった。
真っ赤な大きな麦わら帽子を被った店番の女性が、印象に残っている。
その後、その一帯には次々と店舗ができ、田んぼの風景は様変わりしていった。
年代のちっと古いY字路の動画と、見比べるのも一興です!
2015/10/25 のY字路
2018/11/22のY字路
モンキーフォレストの看板の南側、鋭角の場所は、様々な商売が入れ替わった後、ウブド不動産が長く営業していた。
2019年3月末日に、バイクマニアの店「OTOKAFE」がオープン。




このたび「OTOKAFE」が、開放的になって新装開店。
確認していませんが、本年の6〜7月頃のオープンだったと思う。
以前は、クラシックカーとハーレーを展示した、若者の集う店だった。
今は、ベスパが可愛く展示してある。
バイク愛好家・若者専科の店から、ツーリストも楽しめる大人専科のレストランに変身した。
「OTOKAFE」新店舗
バリのヒンドゥー教の儀礼が、毎日のように見られるのが、ウブドの特殊性だ。
この日は、火葬儀礼の行列が2つ続いた。
私は、ストリートウオッチングに絶好の席を確保していた。
火葬儀礼の行列@
火葬儀礼の行列A
たいていは、パダンテガル側から見た、Y字路の写真を撮ることが多い。
南側から見たY字路の撮影は、32年間にして初だ。
屋上に上る許可を得て、撮影。
最後に総集編。
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齢に負わぬ好奇心と探求力、ノスタルジックに浸るでもなく、時の流れを淡々と活字に起こし、ウブドの今を伝えるそのスタンスに感服。
いつか亜熱帯特有の蒸した夜、風に漂うガムランを肴に椰子酒で一献傾けたい....
コメントありがとうございます。
UBUD・TVで、お名前は存じ上げていました。
褒められるに慣れていないので恥ずかしいですが、嬉しい限りです。
今後とも、よろしくお願いいたします。
最後に質問です。
サンガの意味がわからないので、教えてください。
伊藤博史
サンガ→サンカの誤植でございました。
サンカ=昔、日本の山間部に漂う人々
(敬意であり悪意は全くございません)