バリ人の家は、日本の一般家庭の家に比べて広いんですよ。
私が長屋住まいだったからそう、感じるのかもしれませんが。
幅15〜20メートルもあり、奥行きは大きなところは50メートルほどある。
ウブドが特別かもしれません。
そんな広い土地に、伝統的配置で各種の棟が緑の中に点在している。
そんなスケールから、私はバリの家を家と呼ばず「屋敷」と表現するようにしている。
バリ人の屋敷には、必ず屋敷寺がある。
屋敷寺は敷地内の山側と言われる方角(ウブドでは東か北)に建っている。
北側に面した道路に門があれば、屋敷寺は道路沿いあり、南側に面した道路にあれば、屋敷寺は屋敷の奥にある。
伝統的家屋は、家主の住む棟、その他に家族の棟、儀礼棟、台所棟、屋敷寺などが個別に建てられて点在している。
バリの屋敷は、私から見ると異質な形態だと言える。
日本のように、ひとつ屋根の下で家族が生活するというシステムでなく、いくつもの棟が集まって屋敷となっている。
棟の一つひとつが、ある役目を持った建てられている。
一棟全家族が寝起きするということではない。
こんなレイアウトを利用して、ワルンを経営する屋敷が増えてきている。
日本で古民家をレストランい改造していたり、マンション・カフェは聞いたことはあるが、自宅でレストランを経営するということは、あまりない。
屋敷入口にワルンを開店して、忙しくなると屋敷内のテラスを客席として解放する。
いつのまにか屋敷内も店舗と化して繁盛している、ワルンを何軒か知っている。
今回紹介するのは、初めから屋敷内で営業しているワルンです。
B「A Local Home Warung=Warung Tradisi」
北ゴータマ通りに、「IN DA COMPOUND HOME FOOD」以外にもう一軒、屋敷内にあるバリ料理があった。
屋敷のテラスと建て増しした建物のワルン。
ナシ・チャンプール+インドネシアティ=Rp62,000-
A「IN DA COMPOUND HOME FOOD」
北ゴータマ通りのウブド大通りに近い、6番地にある屋敷。
ホームステイとワルンを経営している。
屋敷棟と宿棟を通り過ぎて、ワルンは一番奥地にあった。
ワルンのようでワルンじゃない、屋敷のテラスじゃないテラス席。
妙に落ち着く空間だった。
ナシ・チャンプールRp40,000-
インドネシアティRp16,000-
「IN DA COMPOUND HOME FOOD」
@「 SUN SUN WARUNG」
バリ伝統建築の屋敷内の建物を、そのまま利用してのワルン。
満席で動画が撮れずに、写真でゴメン。
ツーリスト向けで、料金はちょっと高め。
私には、落ち着かない店だったので、早々に退去。
バリの伝統的家屋を見学しながらの食事も、ウブドならではかもしれませんね。
是非、一度体験してみてください。
2023年01月31日
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