バリ島では、結婚儀礼や火葬儀礼など人の一生に関わる儀礼は、村人のゴトンロヨンhttps://informationcenter-apa.com/kb_gotongroyong.html(相互扶助)で、それぞれの屋敷で執り行わている。
屋敷は、儀礼が執り行なわれるように設計されている。
日本もかつてはそうでしたね。
運がよければ観光客も、そんな伝統的な慣習を見ることができる。
今回は、そんな古くからの村落慣習がなくなりつつあるというニュースです。
ブラフマ(高僧)階層による結婚儀礼場ビジネスが繁盛している。
繁盛する背景を考えてみた。
観光地として発展するバリは、急速な環境の変化で生活は先進国並みになってきている。
村人の生活は忙しくなり、ゴトンロヨンに時間を割くのが苦痛になってきた。
結婚儀礼場は、村人の力を何日もかけ借りて準備する必要もなく、一連の儀礼と宴会を数時間で終えることができる。
招待客は減るが、予算も縮小できる。
バリ人の金銭感覚も変わりつつある。
供物作りなどの仕事が減るので、女性にはすこぶる評判がいい。
儀礼用の装飾や慣習が薄れてしまう心配はあるが、これが時代の流れだろう。
式場施設会社(リース)も痛手であろう、これも致し方ない。
今回紹介するセレモニーホールは、ギャニアール市のベン(Beng)村に存在する「Taman Prakerti Bhuana」。
結婚式場のグーグルマップ
人の一生に関わるヒンドウーバリの通過儀礼は、マニシヤ・ヤドニヨと呼ばれ、五つに分類されるヒンドウー儀礼(パンチャ・ヤドニョ)の一つである。
マニシヤ・ヤドニヨには、子供の誕生儀礼(Oton=オトン)・削歯儀礼https://informationcenter-apa.com/kb_gigi.html(Musangh=ムサンギー)・結婚儀礼・火葬儀礼https://informationcenter-apa.com/kb_kasousiki.htmlがある。
「Taman Prakerti Bhuana」では、火葬儀礼以外の通過儀礼を執り行っている。
バリ人の結婚儀礼の意識が変わりつつある・結婚式場のオープン!
お待たせしました。
皆様、お待ちかねの企画です!
シェア&拡散のご協力、よろしくお願いいたします!
詳しくは、このプロジェクトのクラウドファンディングをご覧ください。
アクセスはこちら。
https://camp-fire.jp/projects/view/756887
動画は、コロナ禍でのオンラインライブ(2021年9月26日)練習風景です。
2024年06月28日
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