リノさんからメッセージが届いた。
ケチャの踊り手として有名なテガス・カンギナン村のリノさんだ。
9月5日から17日まで続く、オダラン(寺院祭礼)の奉納舞踊スケジュールだった。
今回のオダランは、大祭なので、連絡をくれたのだろう。
16日のチャロナラン舞踊劇で、魔女ランダをリノさんが演じると誘っている。
久しくオダランに参列していないが、日本本帰国も近いことだし、チャロラナンの見納めにいい機会かもしれない。
スケジュール表には、開演午後8時とある。
9月16日
テガスカンギナン村に、8時30分に到着した。
見納めだから、最初から最後まで鑑賞する意気込みでいる。
と言いながらも、バリ時間のことだからと30分の遅刻。
小さなオープンステージは、すでに満員。
オープンステージは、ケチャの会場になるスペースで、客席はコの字型の階段状になっている。
ガムラン隊はすでに陣取っていた。
オダラン期間限定の祠が建てられて、ステージはさらに狭くなっている。
この寺院では、1998年にオープンステージと境内で、一度ずつ奉納舞踊をさせていただいた。
どちらも反省点の多かった、踊りだったのを思い出す。
もうリベンジも叶わない。
「神々に捧げる踊り」https://informationcenter-apa.com/hounou.html
オープンステージでの鑑賞はあきらめて、外に設営されたスクリーンで観ることにした。
午後9時開演は、予定どうりか。
御神体バロンが五体奉納舞踊された。
「聖獣バロン(barong)」
https://informationcenter-apa.com/gk_barong.html
テレックの群舞で、チャロナラン舞踊劇が始まった。
テレックが退場すると、一幕の終了。
二幕は、女官が登場し物語を進行していく。
お姫様と魔女チャロンアランが加わって、物語は展開する。
人気のお笑い三人組が会場を沸かす。
写真を撮ることを忘れるほど、面白かった(言葉はわからないが)。
このあといくつかの幕があるが、説明は省略。
チャロナラン劇のクライマックスは魔女ランダの登場だ。
時間は、深夜1時をまわった。
チャロナラン劇は、まだまだ続く。
奉納舞踊を全編鑑賞する気力・体力がなくなってから久しい。
今回は、最後の鑑賞とになるだろうとの思いで、終了まで残ることにしている。
まずは、腹ごしらえ。
個人的小休止でサテ・バビを道端で食べた後、アクアを買いに。
ステージでは、シシアンの舞踊が始まった。
大臣と魔女ランダの終わりなき戦いが終わる。
深夜3時:ススオナンが火葬儀礼が行われる寺院に向かった。
村人が後ろをついて行く。
久々の6時間全編の鑑賞でした。
物語のあらすじは、ここでは説明しないので、それぞれで検索してください!
2024年09月20日
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