終活は、日本で生活保護を受けようと考えている。
まともな人生を送ってこなかった男の末路。
42歳まで名古屋市暮らし(1947〜1990)。
42歳から34年間のウブド暮らし(1990〜2024)。
「バリ島滞在記・ウブドに沈没」https://informationcenter-apa.com/ubud-chinbotu.html
77歳の喜寿になって老後の暮らしを考える。
ウブドの伊藤に終止符を打って、日本に戻ることを決めた。
野垂れ死ぬ覚悟で日本を脱出したが、死に切れずに帰国。
希望は、象に踏まれて死にたかった。
私のウブド滞在は、観光客の長期滞在と考えていた。
長期に滞在して国籍が取れたとしても、日本人の私がバリ人には決してなれない。
バンジャール(最小単位の集落)の一員になれたとしても、バリ人気質は体得できない。
奉納舞踊に出演させていただいても、信仰心を理解することは難しかった。
「神々に捧げる踊り」https://informationcenter-apa.com/hounou.html
そんな諦めの境地から、常に観光客目線で観察することにしている。
信仰・慣習・芸能など、観察することは豊富にあり、それはそれは楽しかった。
コロナ禍の自粛規制からだろう、私の生活習慣が変わった。
やることがなくなってしまったのだ。
出かけて行くフットワークも悪くなった。
興味が希薄になったのかもしれない。
そんなことで、朝から晩まで寝てしまう。
これは老人化だ。
老後は日本で温泉巡りを楽しみたかった。
残念だが、金欠でその楽しみも叶わなくなりそうだ。
帰国して、生活環境が変われば、興味を持って動き回るかもしれない。
寝ることも大切だが、起き上がって動くことも重要だ。
さて、これからどんな生活が待っているのか楽しみにしている。
2024年10月13日
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