2025年02月08日

いやはや認識不足もはなはだしい!(14)

日本での滞在が始まれば、公共交通機関が無料で利用できる高齢者優遇パスがもらえるものと考えていた。


ウブドではスクターに乗っていたが、自動車渋滞が激しくなり、老齢ということもあり走行に危険が伴うのを感じるようになった。

日本の自動車免許は、日本帰国を考えていなかったので、早い時期に更新をしなくなっている。

持っていたとしても、高齢者になって返納しただろう。

今回の日本帰国では、バイクも自動車も運転するつもりはない。


世話になった友人宅からは、歩ける範囲で行動した。

行動範囲は狭い。

住民票の作成に市役所に、何度もでかける必要があった。

市役所へは、徒歩で一時間ほど。

決して大変な距離ではないが、「時は金なり」の産業革命的なキャッチフレーズで育った団塊世代には、時間の無駄使いとなる。

バスを使ってみた。

土岐市の場合は、無料という以前の問題で、バス路線が極端に少ない。

市民バスとして、東鉄バス(東濃鉄道株式会社)が運行しているが、私鉄なので高齢者優遇パスはない。

障がい者割引はあるようです。

昭和6年に開通した駄知鉄道のバスは、郷土下石の文献に1日8往復していたと記述がある。

1乗車100円の市民バスもあるが、いつどこを走っているのかわからないほどのレベル。

これは計算違いだった。

というより、私が知らないだけで、これが日本の現状なのかもしれない。


土岐市は、盆地北部の中央線駅を中心に発展しているが、中部&南部は衰退傾向にある。

友人宅は中部にあり、バスは一路線 で1日6本。

市役所へは、06:37 07:06 08:03 10:07 15:57 17:42

帰りは、市役所から 07:29 09:29 12:24 15:19 17:04

私は行きは10:07に乗り、帰りは12:24か15:19に乗る。

土岐市駅まで足を伸ばし、2〜3時間徘徊してくる。

この料金が無料になってくれれば、嬉しいのだが。


バス路線が充実していない不便さと、市役所往復のバス料金640円が負担と感じ、自転車を買うことにした。

鉄屑屋で5000円で見つけた。

行動範囲は、格段に広まった。

丘が多いのでバテてしまうが、一時間も走ればかなりの距離まで行ける。

問題は、いつまで乗れるかということ。

体力がなくなれば、乗れなくなるだろう。

その時には、原付バイクに乗ることになるのかな?

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posted by ito-san at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 土岐市に移住 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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