1度目は小学校の低学年の頃に、鼻の穴にピーナッツを入れて取れなくなった時。
入れた理由は覚えていない。
鍵っ子で一人遊びをしていて、実験したんだと思う。
何の実験か知らないが。
ピーナッツを取り出そうとするのだが、どんどん奥へ入ってしまう。
縁側でうずくまり焦っていたことは、おぼろげに記憶している。
母が帰って来るのを待って、病院に行ってピンセットで取ってもらった。
これが原因で、右の鼻の穴がちょっと大きい。
今回は、慢性副鼻腔炎(ちくのう症)のチェックです。
ウブド滞在で70歳を超えた頃から、鼻風邪をひくことが多くなった。
昨年末は、アレルギーかと思わせるほど酷かった。
日本に戻ってから鼻水に粘り気があり、時々、血が混じる。
鼻の奥が、ドス〜ンと重い。
ひと月ほど前から、嫌な匂いがするようになった。
鼻が詰まった感覚で寝付けなく、寝不足気味。
症状が出てから6ヶ月。
病院は嫌いだけど、行くしかないと思うほど辛い日々。
そんな時、「蓄膿症で手術した友人がいるよ!」の情報で、さらにビビる伊藤。
重い足を引きずって「ばんの耳鼻咽喉科」の扉を開ける。



病院内は清潔で、スタッフの対応も優しく、親切、丁寧。
検査椅子に緊張でかしこまって座る私に、先生は鼻鏡、ファイバースコープを使って、わかりやすく症状の説明してくれる。
ファイバースコープの時は「ガンのチェックもしておきますね!」と呟いた。
診断結果を専門用語で言われたが記憶できなかった。
鼻の粘膜の乾燥と理解した。
あっという間に、診察は終了。
おしぼり保温の説明を受け。
ささゆり薬局で、錠剤とスプレー式の薬を渡され。
通院は無し!