私のウブド訪問は、カルチャーショックの連続だった。
これは、理解することで慣れるし、ショックも薄れた。
残念なのは、ウキウキ感も薄れていくことだ。
スマホから通知音がした。
Sujana Baliさんのフェイスブックで、火葬儀礼での奉納ガムランの動画だった。
ウブド王宮の前庭で、遠巻きに鑑賞した時の感動を思い出す。
初めて聴いた時のウキウキした気持ちが蘇ってきた。
なぜ今、感傷的に思い出したのだろう。
ウブドを離れて10ヶ月になるからか、リピートできない設定だからか。
滞在が長くなるに従ってウキウキ感は、興味に変わっていった。
憧れの踊り手と知り合い、ファンから知人になったことで初見のドキドキ感がなくなる。
距離感が近くなるに従って、憧れ感が薄らいでいくのだ。
慣れることで、普通になってしまうのが、もったいと思った。
私は新鮮な気持ちでいられるように、適度な距離を持って付き合うことにした。
遠巻きに観察していた方がドキドキ感は持続する。
私が導き出した結論は、ウブドは観光客として訪れるのが良い。
初バリで経験した思いを、忘れないようにしよう。
いつも新鮮に感じたいのなら、年に数回、年に一度、数年に一度でもいいから、リピーターが理想的だ。
長期滞在をしたとしても、観光客目線でいられるような付き合いをした方が楽しのではと、今は思う。
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