2025年11月09日

今回も失敗談です!(56)

この日は、猿の森のあるサンゲ寺院より、さらに北東の位置にある寺院で奉納舞踊があると聞いていた。

友人がバロン舞踊を奉納するので鑑賞したいと思っている。

サンゲ寺院は、ウブドから直線で10キロ地点だが、実際は一度南方に下ってからとなり20キロほどになる。

なぜそうなるかというと。

バリ山間部の幹線道路は、あみだくじの縦線状に走っている。

横線は渓谷に橋を架ける必要がある。

あみだくじのように簡単に線を引けないので、ショートカットできるルートが少ないのだ。


奉納舞踊は、チャロナラン舞踊劇。

夜8時には到着するように、1時間前に下宿を出発した。

今夜も愛車スクーピーは、ご機嫌のようだ。

遠出をして、パンクや故障になっては困るのでね。

ウブドを離れると、街路灯も疎らで、あたりは暗くなる。

橋を越えるとムングイ県になり、ここからは緩やかな坂を北上する。

街路灯の照度が低く、さらに暗くなる。

屋敷の門灯も点いていない。

集落の途絶えたところは、街路灯もなくなる。

真っ暗闇に向かってバイクを走らせる感じ、わかりますか?

不安で恐怖を覚えますよ。

もう目的地に近づいているはずだ。

正装姿の村人が歩いていない。

近くまで行けばわかるだろうと、寺院の名前を聞いていない。

これまでは、寺院祭礼の雰囲気を感じ取って辿り着いてきた。


遠くで薄明かりが見えた。

雑貨ワルンが開いているようだ。

肌寒くもなり、これより先に進む自信が無くなってきている。

ここで聞こう。

「この近くでオダランはありますか?チャロナランがあると聞いてきたのですが。」

老婆に、私のインドネシア語は通じないようだ。

私は「バロン・バロン!」と連呼した。

老婆はニコリともせずに、奥に引っ込んだ。

変な外人を相手にしたくなかったのだろうな。

私は、もう少し進むか諦めるか迷っていた。

老婆が戻ってきた。

オダランの情報が聞けるかと、嬉しく身構えた。

老婆は、手にした物を私に渡した。

それは電球だった。

????????

バリの人は、電球をbalonを言うことがあるのです。

これは同音語じゃなくて、balonとbarongの発音ができない私の失敗談でした。

はい、ショックのあまり、このまま直帰です!
posted by ito-san at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 土岐市に移住 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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