2026年01月11日

マスッ・アンギン(Masuk Angin)は風邪をひいたの意味だった!(64)

バリのオートマチックスクーターの幕開けは、ヤマハ・ミオ(Mio)の発売からだ。

スクーター商戦がバリで始まったのは、いつ頃だったか?

まず、600万ルピアの台湾製の安価なスクーターが出た。

100ccクラスで、消臭剤(キムコ)に似た名前だった。

すぐに壊れ、修理が不可能だったので、半年もすると市場から消えていた。

2005年に、ヤマハがオートマチックのスクーター「ヌーフォ=NEUVO」と「ミオ=Mio」を発売。

ホンダは同年、オートマチック・スクーター「ファリオ=VARIO」を発売。

私のバイク遍歴は、アストレア800→アストレア・スター(ASTREA STAR)→アストレア・プリマ(ASTREA PRIMA)→スープラ(SEPRA)→スープ
ラX(SEPRA X)。

そして、オートマチックになって、ファリオ→スクーピーとホンダ一辺倒できている。


タイヤの空気が少なくなっているのに気づき、プンゴセカン村にあるバイク修理屋に立ち寄った。

若奥様が店先に出て来た。

いつものようにニコニコと微笑んで「アパ・カバール?」と声を掛けてくれる。

この店でガソリンを入れているが、今日は、タイヤに空気を補充してもらいに来た。

私のインドネシア語のボキャブラリーは極小で、どう頼んだものか悩んだ。

タイヤに空気を入れる。

それなら、空気(アンギン)と入れる(マスッ)でよいだろう。

私は臆せず「マスッ・アンギン」と元気に答えた。

その言葉に、若奥様の美しい微笑みが消えた。

「だからどうしたの」とでもいうような、困り顔になっている。

私が世間話をしに寄ったのではないことはわかっている。

若奥様は、すみやかに悟ってくれて、主人に空気を入れるように頼んでくれた。

ベンケル給油.jpg

後で知ったが、マスッ・アンギン(Masuk Angin)は風邪(をひいた)の意味だった。

若奥様は「ここはベンケル(修理屋)よ。風邪をひいたのなら、ルマ・サキット(病院)かアポティック(薬局)へ行くべきよ」とでも言いたかったのだろう。

外国人がベンケルに立ち寄って「マスッ・アンギン!」と堂々と言われた時の若奥様は、さぞかし面食らったことだろう。

空気を入れてもらうには、マウ・アンギン(空気が欲しい)、ミンタ・アンギン(空気を下さい)を使いらしい。その他、「ブリ・アンギン
(Beri Angin=空気を買う)と言うのだと知った。

発音が悪くて通じないときは、最後の手段として、タイヤを指さし「アンギン・アンギン」と叫べばいいと友人が教えてくれた。
posted by ito-san at 18:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 土岐市に移住 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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