2024年02月20日

老舗ジャムウ屋『Jamu Ubud Sehat』@アンドン通り・ウブド(524)

体調が100%でないので、アンドン通りにある老舗ジャムウ屋『Jamu Ubud Sehat』に立ち寄った。

ウブドにジャムウ・カフェはここしかないのかな。

他にもあれば教えてください。

2022年3月30日以来だから、約2年ぶりの訪問。
 
その時は、ジンジャーのジャムウを飲んでいた。

ジャムウ・カフェは2013年に開店。

奥にはアトリエと瞑想場がある。

オーナーのマディ・クルトネゴロ氏は、画家&ヒーラーです。


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今から20年以上前のアンドン通り。

右手に見えるツノのある建物が、マディ・クルトネゴロ氏のアトリエ。

ブログ「マディ・クルトネゴロ氏のアトリエ発見!@UBUD(415)」を合わせてお読みください。
https://itosan-ubud.seesaa.net/article/486244064.html

氏は、日本語に訳された本を二冊出版している。

「スピリット・ジャーニー」著者:マディ・クルトネゴロ/訳者:竹内邦愛(1990年7月15日・発行)

バリ・アガの村トゥガナンの起源を、伝説をもとにして語っている。

トゥガナン村は、カンベン・グリンシン(たてよこがすり)とアタ・バッグで名高い。

「ウブッド十字路の番人」著者:マディ・クルトネゴロ/訳者:竹内邦愛(1997年4月15日・発行)

ウブド好きには、たまらない一冊。

ウブドの十字路とは、サレン王宮とパサール・ウブドの交差する変則十字路のことだ。

白鷺の村・プトゥルの話も興味深い。


ジャムウの話をしないといけないですよね。

当店の根っこ(根茎)のジャムウは、三種類でした。

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●Jamu Kunyit Asem(ターメリック)

身体の炎症を鎮める作用がある。

●Jamu Temulawak (クルクマ)

肝臓、肝炎、喘息、脾臓、リュウマチ、アレルギー、便秘の治療にも良いようです。

●Jamu Jahe Merah(レッド・ジンジャー)

熱を冷まし、食欲を促し消化を高め、風邪、咳、車酔い、リュウマチの痛みにも効くと考えられている。

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この日は、クニット・アッサムを注文した。

古くは、ワルン・ビアビアで、健康に良いからとスタッフが作ってくれたクニットを毎日のように飲んでいたのを思い出す。

その時に苦く感じていたので、苦いものだと思い込んでいたが、ここでは甘かった。

ヤシ砂糖を混ぜていると教えてくれた。

これなら飲み安い。

蜂蜜を入れて飲むつもりで、パウダーのクニットを買って帰った。

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あとは動画でお楽しみください!



ジャムウの説明をしなくちゃいけないと思うのですが、料理オンチ同様、ジャムウオンチでもあるので、詳しく知りたい人は、友人のブログを読んでください。

「バリ島ウブド便り」バリ島の漢方薬ジャムウ
https://balitravel.hatenablog.com/entry/2017/04/10/090000

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夜市などに出店する、カキリマのジャムウ屋。

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道端で店開き。担いで行商するジャムウ屋。

写真も友人から拝借。

他人に丸投げの私です。

posted by ito-san at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月12日

クムヌ村の蝶々(Kupu kupu)博物館 @ Kumenuh Batterfly Park(523)

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蝶というのか、蝶々というのが正しいのか?

一頭(蝶の数え方)が蝶で、二頭以上が蝶々と言うわけではないようだ。

どちらも正しいので、雰囲気に合わせて使い分けよ、ということらしい。

蝶々は、ちょうちょう、ちょうちょのどちらも正しいようです。

童謡の蝶々は、ちょうちょうと歌っている。


めっきり、ウブド内で蝶々を見る機会が減った気がする。

通りに面した花々が減ったのだろうか。

それとも、単に気のせい?

かつては、通りを歩いていれば、ハビスカスやブーゲンビリアの周りを二頭の蝶が戯れていたり、鮮やかな色の翅(はね)をキラキラさせて翔んでいた。

散歩の途中、黄色の蝶が、いつまでも私から離れなかったのは何だったのだろう。

人は死ぬと蝶になると聞いたことがある。

ウブドでは、そんな言い伝えも信じられるから不思議だ。


蝶を苦手とする友人がいる反面、蝶々が大好きは友人もいる。

私は取り立てて好きだというわけではないのですが、久しぶりに蝶々に癒やされて見ようかななんて思い、蝶々博物館を訪れることにした。

タバナン県に古くから「バリ・バタフライ・パーク」があるのを知っているが、遠いので今回は近場にした。

ギャニアールのサバ海岸にも「バリトピア・バタフライパーク」があったが、閉館(2024年2月12日訪問)していた。

今回は、ウブドの中心部からバイクで20分ほどのところにあるクムヌ村の「蝶々・Kupu kupu @ Kumenuh Batterfly Park」を訪れた。

さらに数百メートル南下すると観光地トゥヌンガンの滝があり、さらに少し進むと、オススメしないガラスの橋がある。

     
駐車場から受付、エントランスとスマホで動画を撮ったつもりが、残念ながら今回も始まりの3分間が撮影できていなかった。


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一番目のゲートを入ると、そこは盆栽などが配置されて小さな公園になっていた。

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ここまでの動画が撮れていないのであった。



公園から、蝶が放し飼いになっている二番目のゲートをくぐる。

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BUTTERFLY PARK ENTRANCE

身体にまとわりつくほど飛んどいるのかと思っていたが、そうでもなくてチョピリがっかり。

蝶の命は3週間ほど、管理は大変だと想像する。

クプクプバロンは5日間の生命だと教えてくれた。


あとは、ユーチューブに投稿した動画をご覧ください。

プール、レストラン、土産コーナーを紹介しています。


posted by ito-san at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月03日

ウブドを訪れる海外からの観光客は、どこで、どんな食事をしているのだろう?(522)

旅の楽しみの一つに、地元の料理を食べることがある。

料理は、その土地の文化を知るには、大切なアイティム。

旅先では旅先の料理を食べる、というのが私のコンセプト。

インドネシア全域は中華料理が主流だが、各地方にはそれぞれの食文化がある。

バリには、バリ料理がある。

祭礼時のバビグリンとラワール料理は有名だ。

ワルンと呼ばれるローカル食堂に、東ジャワ料理、スンダ料理、パダン料理、マドゥーラ島のサテ・カンビンなどの店がある。

1990年初頭、ウブドにはセンゴール(夜の簡易屋台エリア)https://informationcenter-apa.com/gt_senggol.htmlがあった。

外国人ツーリストで、毎晩賑やかだった。

短期の旅なら、地元の料理を食べて文化を知るのは大事だろうが、さすがに長期の滞在となると辛いものを感じる。

私は、半年ほどの滞在で、ローカル料理が食べられなくなった。

ローカル料理が食べられずに困った旅行者が、私の下宿に飛び込んで来るほどだった。

この頃のウブド人、日本人は皆友達だっと思っていて、私を紹介した。

そんな時には、おにぎりを作ったり、雑炊を食べてもらった。

私以外にもローカル食が立てられない人がいると知り、信念を曲げて、ウブドに「居酒屋・影武者」をオープンさせた。

影武者を開店するまでの一年間は、センゴールの「デワ・ワルン」のナシ・ゴレンで生き延びた。


日本人以外の観光客の中にも、地元料理が食べられない人もいるはずだ。
 
1990年代、レストランと呼ばれていてもメイン料理は、インドネシアの国民食ナシチャンプールで、ワルンより豪華な盛り付けになっているだけ。

カフェ・ワヤン、イブ・ライ、ミロズ、ムルニーズ、べべ・ブンギル、バタン・ワルなどがそうだった。

当時のウブドのレストランは、世界中から訪れる観光客に多国籍メニューをサービスしていた。

特に、ピザなどはどのレストランにもある。 

その後、インド料理、ベルギー料理、タイ料理、ベトナム料理、韓国料理の店もオープンしている。

私はあまり外食しないので疎いのだが、最近は、イタリアンとピザ専門店、寿司・ラーメンなどの日本食店がブームのようだ。

トリップアドバイザーで検索すると、ウブドのレストランは、866軒ある。

そのうち76軒がイタリアンで、46軒がピザをメニューのメインにしている。

思ったよりイタリアンは少ない。

コロナ禍でオープンして、ローカルにピザの店として人気を博した、アルマ美術館正面玄関前のレストラン「Famos」。



昔々の初期は「エグザイルス」だったところ。

昨年末に看板が取り払われていて、リニューアルするのだと信じて疑わなかったが、どうやら違ったようだ。

新しい看板は「Wild Mint Ubud」になっていた。

人気ピザ店、さらにピザ・ブームになった今、なぜ閉店?と疑問が膨らんでいる。

Wild Mint Ubud.jpeg


さてさて気になる、ウブドを訪れる海外からの観光客は、どこで食事をとっているのだろうか?という課題である。

トリップアドバイザーの料理別リストは、アジア料理、カフェ、喫茶店、イタリアン、アメリカ料理、フージョン、バー、ピサ、和食、パブ、中華料理の項目に別れていた。

特に気になるのが、人口が急増加しているロシア人は、どこで食事をとっているのだろうか?

「えっ!自炊してるんじゃないかって!」

確かに、高級食材のスーパーも出店しているので、ホームパーティに明け暮れていることも考えられるね!

欧米人に知人のいない私には、調べる手立てがないので、調査はこれまで。


2023年バリ国際空港の出入国総数と上位10ヶ国を発表(12/29)では、下記となっていた。
◆入国上位10ヶ国
01位:オーストラリア 1340,190名
02位:インド 441,683名
03位:中国 284,729名
04位:イギリス 256,883名
05位:アメリカ 249,902名
06位:シンガポール 237,883名
07位:韓国 232,755名
08位:フランス 213,054名
09位:マレーシア 210,810名
10位:ドイツ 197,538名
posted by ito-san at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月09日

ウブドに増加するロシア人は、何を食べている?(521)

近頃、バリ島にロシア人&インド人&韓国人の滞在者が増加しているとの噂を聞く。

2023年バリ国際空港の出入国総数と上位10ヶ国を発表(12/29)では、下記となっていた。

◆入国上位10ヶ国
01位:オーストラリア 1340,190名
02位:インド 441,683名
03位:中国 284,729名
04位:イギリス 256,883名
05位:アメリカ 249,902名
06位:シンガポール 237,883名
07位:韓国 232,755名
08位:フランス 213,054名
09位:マレーシア 210,810名
10位:ドイツ 197,538名
(インド&韓国は入っているがロシアはない。日本も入っていない)


ウブドでは、3年ほど前から、ロシア人が増加していると感じる。

ロシアからの観光客を誘致している旅行代理店の話では、長期滞在者が増えていると言う。

ウクライナとの戦争が勃発して、国外脱出する人が増えたのかもしれない。

脱出組は、世界各地に散らばっているだろう。

若者が目につくのは、ベトナム戦争時にアメリカの若者が海外逃亡したように、ロシア人も徴兵逃れの若者かもしれない。

富裕層の若者達に見られる行動だ。

ロシアは広大な国なのでひと区切りでは言えないが、寒い国だというイメージはある。

夏は短く14℃〜24℃と冷涼な地域もあるらしいが、全体的に冬は極寒となる。

滞在したロシア人にとってウブドの環境は、楽園だと思うこと間違いなし。


ウブド北・テガランタン村には、ロシア村と呼ばれるほど滞在者が多い。

きっかけを作ったのは「パルク・ウブド」だ。

詳細はブログ『コワーキングスペースPARQを徘徊! @ Ubud・Bali(408)』を読んでください。
http://itosan-ubud.seesaa.net/article/485673543.html

現在、2万人を超えるロシア人のコミュニティがSNSに存在するらしい。

彼らは、SNS情報網を利用して、ヴィザの取得、宿探し、起業しているようだ。


今回のブログのテーマは「ロシア人は何をたべているのか?」である。

これだけロシア人が増えれば、ロシア料理店が増えてもいいものだが、と素人考えが浮かぶ。

トリップアドバイザーには、今のところ一軒紹介されているだけだ。

現在ウブドには、ベルギー、フランス、イタリア、スペイン、アルゼンチン、インド、ベトナム、韓国、日本などのレストランがある。

世界中どこへ行ってもある料理と言えば、中国料理、イタリア料理、フランス料理、スペイン料理、日本料理など。

個人的には、トルコ料理を推薦したい。

インドネシア料理店以外では、イタリアレストランの数が圧倒的に多い。

スパゲティとピザの人気が高いように思われる。 

イタリアンは、世界中の人が好む味なんでしょうかね。

私は味音痴で、インドネシア中華料理で満足していて、食に関しては何の問題もなく過ごしている。

辛いのが玉に瑕だが、ツーリストの訪れる店では、心得ていて、辛さ控えめにしてくれる。


私は1969年にナホトカ航路の片道切符でソ連に渡り、ウイーンまで一週間ほどで鉄道横断した経験があるが、その時の食事を全く覚えていない。

モスクワで、ホテルの飲茶を食した記憶しか残っていない。

ロシア料理といえば、私はボルシチという名前しか浮かばない。

グーグルで検索すると、スープのことだった。

酸味が特徴の薄味のようです。

どちらかというと、辛いのは苦手な民族のようですね。

もしかするとロシア人は、辛口のインドネシア料理、バリ料理は苦手かもしれないね。

ロシア人経営の店がオープンしているようなので、今後はロシア料理のレストランが増えるかもしれない。

世界各地の料理が食べられるウブドになれば、観光客的には嬉しいかも。

期待したい!


バリ島ウブドに沈没:Nomadwork・PARQを徘徊! @ Ubud・Bali

posted by ito-san at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月31日

落書き販売・ウブド長期滞在支援のお願い!第2弾(520)

落描きを、販売いたします。

旧作は上描きするので、現状で希望の方はお急ぎください。

現地(ウブド)渡し、5,000円になります。

日本までの送料は、4,000円ほどになります。


■購入希望の落描きを連絡ください。

連絡先は、下記のいずれかでお願いします。

Email:itosanubud@gmail.com

フェイスブック:https://www.facebook.com/hiroshi.ito.524/

Twitter伊藤博史:@AByKh2jQifuhRDh

インスタグラム:itosanubud

TEL / LINE:+62 812-3737-1549

■在庫確認の上、振込先を返信をさせていただきます。

🔴は、引き取り手が見つかっています。


(artito35)
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サイズ:W15cm×H15cm
素材:キャンパス(枠付き)+アクリル絵の具

(artito34)
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サイズ:W15cm×H15cm
素材:キャンパス(枠付き)+アクリル絵の具

(artito33)
2-a12be-thumbnail2.jpg,,,
サイズ:W15cm×H15cm
素材:キャンパス(枠付き)+アクリル絵の具

(artito32)
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サイズ:W15cm×H15cm
素材:キャンパス(枠付き)+アクリル絵の具

(artito31)
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サイズ:W25cm×H25cm
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(artito30)
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サイズ:W25cm×H25cm
素材:キャンパス(枠付き)+アクリル絵の具

(artito29)
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サイズ:W20cm×H20cm
素材:キャンパス(枠付き)+アクリル絵の具

(artito28)
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サイズ:W20cm×H20cm
素材:キャンパス(枠付き)+アクリル絵の具

(artito27)
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🔴(artito26)
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🔴(artito25)
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(artito24)
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🔴(artito23)
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🔴(artito22)
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素材:キャンパス(枠付き)+アクリル絵の具

🔴(artito21)
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(artito19)
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(artito18)
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(artito17)
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サイズ:W20cm×H20cm
素材:キャンパス(枠付き)+アクリル絵の具

🔴(artito16)
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サイズ:W20cm×H20cm
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🔴(artito14)
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🔴(artito13)
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サイズ:W20cm×H20cm
素材:キャンパス(枠付き)+アクリル絵の具

(artito12)
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■支援、よろしくお願いします。
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2023年12月28日

いい湯だね!バトゥール湖畔の温泉@Bali Volcano Natural Hot Spring(519)

バリに滞在していて、温泉に浸かりたいと思うことがしばしばある。

常夏のバリ島で、なぜ温泉?

疑問に思う方も多いと思う。

私は、広い湯槽が好きなんです。

でも、温水プールじゃ駄目。

温泉の効能には興味ありませんが、香りがするのは好きです。

バスタブのある生活をしていた時に、日本の名湯の入浴剤を使ったこともあるが、ちょっと虚しかった。

現在、ホットシャワーのない下宿に滞在しているので、お湯が恋しいですね。

日本では、家に風呂があっても、時々、銭湯に出かけていた。

狭いユニットバスの内風呂より、広いスペースに様々な種類の浴槽がある銭湯が好き。

バリに、そんな銭湯があったのをご存知ですか?

1990年代の後半だったと、記憶しています。

バリ南部ジンバラランに地域の「YOU・遊の湯」です。

詳しくは「極楽通信・UBUD / YOU・遊の湯(sentou)」をご覧ください。
https://informationcenter-apa.com/gt_sentou.html



銭湯がなくなったので、しかたなく温泉(Air Panas)巡り。

バリ島北部には、温泉の沸く地域がある。

高級ホテルの温泉以外は、ほとんど巡ったと思っていたが、いつの間にか新しい温泉がオープンしていて制覇しきれていない。

バリで温泉というと温水プールがメインで、家族ずれで訪れる娯楽施設が多い。

私は肩まで浸かって、天を仰いで「いい湯だね〜!」とうなりたい人。


今回訪れた温泉は、辛うじて”うなる”ことができた温泉だった。

では、紹介しましょう。

目的地は「Bali Volcano Natural Hot Spring」。

ウブドから北へバイク(スクーピー)を走らせると、一時間ほどでキンタマーニ高原のペノロカン展望台に着く。

ペノロカンからカルデラ内のバトゥール湖に急降下。

ツイッターで見た情報の記憶が曖昧で、見つけられなくて困った。




諦めかけての帰路、気になる脇道を入ると、なんとそこに目的地の温泉があった。

この日は金曜日で、先客はバイクツーリングの男衆4人と子供一人。

バトゥール湖が望める屋外に、湯槽が2つ。
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2畳ほどの東屋が3棟とオープンな着替え室。

トイレが2つにシャワーが2つ。

湯船の一つは、腰までの深さがあるプール使用のようだ(入っていないので未確認)。

もう一つは、プールより小さい、腰を下ろして座れるタイプ。

男衆は、ビンタンビールを手にくつろいでいた。

私は東屋に荷物を置いて、一休みしながらマンウオッチング。

ツーリングのメンバーが湯槽から上がると、続いて子供達のグループが入ってきた。

子供達はプールが目的のようで、早々と飛び込んでいた。

小さい方の湯槽が空いたので、私も入湯。

温度を確認するように、ゆっくり足を沈めていく。

私には、適温だった。

久しぶりのお湯が、心地よく身体に染み込んでくる。

肩まで湯に浸かる。

天を仰いで「いい湯だね〜!」と、周りのバリ人に聞こえない程度でつぶやいた。


ミーゴレンRp15,000- コピ・バリRp5,000- アクアRp5,000- を注文。 

入湯料:Rp50,000-観光客大人(キタス保有者はローカル価格15,000-)

料金は、後払いでした。
posted by ito-san at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月19日

念願だった、風葬の村・トゥルニャン入村を果たす!(518)

ウブドに長期滞在を始めるようになって、バリの宗教・文化・慣習など様々な事柄に興味を持った。

1990年5月のこと。

その一つに「バリ・アガ」という言葉があった。

ガイドブックには、先住民と説明されている。

同じ意味で「バリ・ムロ」がある。

山間部伝統村をバリ・ムロ、海岸部の伝統村をバリ・アガと言う説があるが、定かではない。

バリ・アガについては、こちらをお読みください。http://informationcenter-apa.com/kb_bali_aga.html


バリ観光の名所はと問われれば、私は、風光明媚な「キンタマーニ高原」と即答する。

外輪山から眺める、バトゥール山とバトゥール湖のツーショットは絶景だ。
   
コロナの自粛解禁から、外輪山にはモダンでオシャレなカフェが立ち並び、以前より増して人気の高い観光スポットとなっている。

由緒あるウルン・ダヌ・バトゥール寺院も外輪山にある。

外輪山を訪れる観光客は多いが、それに比べて、カルデラ内に降りる観光客は少ない。

カルデラ内のバトゥール湖畔には宿があり、バトゥール山のサンライズ・トレッキングが定番人気のツアーだ。

現在、頂上は過密状態で人で溢れていると聞く。

グランピングも、コロナ開放時から人気が高まってきている。

ほどよい温度の温泉が湧くので、今後、さらなる観光資源となるでしょう。


風葬の村トゥルニャンも湖岸にある。

有名なキンタマーニ高原地域に属するのだが、観光客の訪れることの少ない場所である。

一部の墓場マニア、死体マニア、骸骨マニア、以外に人気のないトゥルニャン村。

トゥルニャンは、ジャワ・ヒンドゥーのモジャパイトの末裔がイスラム勢力に圧されて移り住む15世紀以前の慣習を守り続けている村。

モジャパイトの末裔は、バリ島を統治するためにジャワ・ヒンドゥーを布教しようとつとめた。

ほとんどのバリ島民は布教に従っていったが、従おうとしない村が少なからずあった。

精霊信仰(アニミズム)と古くから伝わるヒンズー教と、伝統的な村の習慣を守り続けている村。

それが、バリ・アガ & バリ・ムロと呼ばれている村だ。

トゥルニャン村は中でも特殊で、遺体は土葬も火葬もしないで風葬(メパサー)される。

ガイドブックでは、バリ・アガと紹介されているが、村人はバリ・ムロと呼んでいる。

 
いよいと念願だった風葬の村・トゥルニャンに向けて出発だ!

村に入るのは初めてなので、不安と緊張と興奮気味。

バイクで入村できるとの情報を聞いたのは、いつのことだったか。

2007年に道路が作られたとあるが、当時はまだ、がけ崩れの危険がある道だったとも聞いた。

風葬場は、30年前に訪れているので、今回は行く予定ではない。

見て、あまり気持ちの良い風景ではない。

こんな風習が残っているということがわかればよいので、何度も見るところではない。

写真で紹介されているので、そちらで見てください。

そうだ、その後一度、近くまで行ったが、値段交渉が面倒で戻ってきたことがある。

ボートでしか入村できない秘境だった。


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クディサン村船着場前の道路標識

渡し舟の発着地点クディサン(Kedisan)村からトゥルニャン村までは、ホンダのスクーター・スクーピーで約30分。

崖沿いの道中は、動画でご覧ください。


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まずは、一休み。

村道の行き止まりにあった角(ポジョッ)と言う名前のワルンに入り、コピ・バリを頼む。

女将から村の予備知識を仕入れる。


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対岸のバトゥール山の見える風景

湖に繋がる道を進むと、近代的な船着場が完成していた。

船着場前にスクーピーを駐車して、歩き始める。

さあ、村内の散策を始めよう。

村は山裾の狭い土地に、山側の寺院と湖を挟まれて家々が軒を連ねて立っていた。

湖側から寺院に向かう小道が数本ある。

小道は、Pura Dewa Ratu Gede Pancering Jagat か Pura Dewa Gede Kaja のどちらかに繋がる。

年に一度開帳される神像の安置されている寺院は、Pancering Jagatだろう。

椰子の葉を身体に纏ったバロン(バロン・ブルトゥッ=Barong Burutuk)が数年に一度奉納されるのも、この寺院だ。

バロン・ブルトゥッについては、こちらで説明しています:https://informationcenter-apa.com/gk_barong.html

ウブドのような屋敷が、見当たらない。

そして、屋敷寺(家寺)の祠も見えない。

家寺を持たないのは、バリ・ムロ(バリ・アガ)の慣習なのだろう。

親族集団の寺院ダディアが、いくつも立っているのは、カーストを持たない集団だということを表している。

家寺は持たずに、お祈りはダディアで行うのか。

次に訪れることがあれば、そんなことを調べてみたい。


子供が「ハロー!」と声をかけてくれる。

大人も話しかければ、にこやかに応えてくれる。

今でもガイドブックには、悪い噂のある閉鎖的な村とあるが、私にはそんなことは感じなかった。

ガイドブックもそろそろ認識を改めなくてはいけませんね。

陸路が整備されれば、観光客も増加することだろう。

村人の気持ちはわかりませんが、知名度があるので観光地化することはできると思った。

背後の丘に登って、トゥルニャン村とバトゥール湖を見下ろすトレッキングコースもあるようだ。

湖遊覧のボートを出してもいい。

ゴミの散乱が気になったので、入村料を徴収して回収作業の料金に当てればいいのにと思ったりもしました。

入村料金所もドネーション箱もワルンも見つからず、お金を落とすことができなかったので、手を出してきたおばあちゃんにお小遣い渡した。

そんな風景も、動画には映っています。

是非。最後までご覧ください!




興味深い論文があったので紹介しておきます。
バリ島・トゥルニャンの生活空間モノグラフ
https://core.ac.uk/download/pdf/59165684.pdf
バリ島・トゥルニャンの生活空間モノグラフ ...
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2023年12月10日

バリ島LOVERの皆さまへ/ジェゴグツアーへのお誘い/拡散希望(517)

友人から熱いメッセージが届いたので、原文を以下に投稿させてもらいます。


2024年3月頭あたり、バリ島にいるよ!というかた、世界的にも知られているジェゴグの楽団『スアール・アグン』の演奏を聴きに行くツアー、ご一緒しませんか?

バリの伝統音楽として青銅でできたガムランがとても有名ですが、実は竹でできたガムランもあり、そのうちの巨大な竹でできた楽器がジェゴグになります。

ジェゴグにはさまざまな大きさがあって、一番巨大なものになると、奏者が上に乗って演奏します。

ジェゴグについての解説は、バリ王さんのこちらのページが詳しいです。
https://pkg.bali-oh.com/word-detail.php?id=212


私は20年以上前に一度、バリ島西部のヌガラまで行って鑑賞していますが、大地、宇宙、そして自分の内に響きわたるあの荘厳な音の体感は、忘れられない感動体験の一つになっています。

ネットでは、あの壮大な音は伝わりにくいかもしれないですが、YouTube上にも過去のジェゴグ公演の動画があります。


(2013年1月26日、ペジェン王宮の協力を得て実現したジェゴグ・ムバルンです:伊藤博史加筆)


こちらはコロナ禍に行なわれた、有料配信のライブに向けた練習風景です。

ジェゴグの重低音を感じていただけると思います。

(画面の右端に映っているのが伊藤さん)


(皆様のご協力で有料オンラインライブの成功し、ガムランとガムラン置き場の雨漏りを修復することができました:伊藤博史加筆)


公演では楽器の下に入らせてもらって、音を聴いたりもします。




ちなみに、日本でも芸能山城組という楽団がジェゴグを演奏した音源が、漫画『AKIRA』の映画版にて、「アキラのテーマ」という楽曲になって使われています。




もう一度、あの音を聴いて、体で感じてみたいと思ったものの、ジェゴグを復活させた『スアール・アグン』の団長スウェントラさんが2018年(5月10日)にお亡くなりになり、そしてコロナ禍に見舞われてバリも観光客が激減。

今年に入り、やっと観光客も戻ってきたところにスウェントラさんと楽団を支えてきた日本人の奥様、和子さんが2023年9月10日に亡くなられました。

その後、公演は行なわれているのか?

演奏を見ることができるのか?

日本人バリ島移住者のレジェンドともいえる 伊藤 博史 さんにお聞きしてみたところ、今は定期公演は行っていないが、20名以上人数が集まれば、公演をしてくださるとのこと。

どれだけ参加者が集まるかわからないけれど、楽団を応援するためにも、FBで一緒にジェゴグを観に行ってくださる方を募ってみることにした次第です。

いまのところ、私の友人夫妻も含め、5名の方から参加のお申し込みをいただいています。

詳細は下記の通りとなります。

ご都合の合います方、ぜひご一緒しませんか?

公演日:2024年3月3日 18時開演
(スアールアグンの都合で、この日に決まりました)

公演開始時間:18時

場所:ヌガラ県サンカルアグン村スアールアグン演舞場

参加費:20名集まり、全員がバス送迎を利用すると仮定してですが、

お一人さま 8,000円(鑑賞代5,000円+バス代1,000円+夕食・アクアカップ付き2,000円)程と思っていていただけましたら。

ウブドからのチャーターバスを利用される場合は、おそらく、こんなスケジュールになるかと思います。
↓↓
――――――
15時 ウブドをチャーターバスで出発

18時 ヌガラ到着〜夕食を楽しみながら『スアール・アグン』のジェゴグ演奏を鑑賞

21時 バスでヌガラを出発

0時ごろ ウブド着(主要ホテルまで送迎)
――――――

◎参加のお申し込みは、

伊藤 博史さん、もしくは私(フルヤユキコ/古屋由紀子)まで
https://www.facebook.com/yukiko.furuya.75

メッセージいただければと思います。

募集期間:2024年1月31日まで

バリ島LOVERの皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!

ご参加、お待ちしております♪


◎自己紹介「フルヤユキコ/古屋由紀子」

フリーランスでセラピスト(クラニオセイクルセラピー/頭蓋仙骨療法)をしています。

50代。東京都・世田谷区在住。

26の時に初めてバリ島へ行き、バリ独特の文化や芸能、宗教観に魅了され、以来、30代後半までは、ほぼ毎年バリへ行っていました。

ちなみに、伊藤さんが執筆に携わった『バリ島楽園紀行』(とんぼの本)は、バリ島を知るのにとても役立ち、私にとってはバイブル。

いつもお守りみたいに持参してました。
https://www.amazon.co.jp/バリ島-楽園紀行-とんぼの本-渡部-赫/dp/4106020440

しかしその後、フリーランスになって、仕事も変わり、さらに地方移住をしたりして、なかなか海外へ行くことができず、来年、12年ぶりにバリへ遊びに行きます。

バリの中ではウブドが一番好きで、いつもウブドでばかり過ごしていました。


以上.。
応援よろしくお願いします!


●ジェゴグについての詳細は「極楽通信・UBUD」を参照ください。

○「ガムラン・ジェゴグ(jegog)芸能解説」
https://informationcenter-apa.com/gk_jegog.html
「感動の槌音・ジェゴグ」極楽通信
https://informationcenter-apa.com/gt_jegog_1.html
posted by ito-san at 23:25| Comment(4) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月06日

バリ人男性の血が騒ぐ・熱気渦巻く闘鶏場!(516)

この頃、マス村のチュンパカ通りを利用するが多い。

私の下宿から、プンゴセカン村とテガス村の自動車渋滞エリアをショートカットして、マス村のメイン道路に抜けることができるからだ。

ホテルやレストランが増え、近頃繁華になりつつあるチュンパカ通りに、お世話になったバリ人・ブリオカ氏の長女がレストラン「Mai Ubud」をオープンしたのも利用する理由でもある。

南下するとT字路に突き当たる。

マス村に向けて左折すると、すぐに右手に割れ門に続く道がある。

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この日は、目的もなくバイクを走らせていた。

割れ門の奥には、ダラム寺院があることは知っていた。

祭礼の奉納芸能でチャロナラン劇を鑑賞したことのある寺院だ。

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大きな屋根の建物は、闘鶏場だった。

これが噂に聞くマス村の闘鶏場か。

以前から、年に何度か大きな闘鶏が開かれているとは、聞いていた。

中を覗くと、遥か下方に四角い土俵が見える。

4面の階段が、目の下にある。

数人の男女が、忙しそうに動いていた。

明日、朝10時から、闘鶏が開かれると教えてくれた。

出店するワルンのオーナーのようだ。





早朝の開始にちょっとたじろいだが、何年かぶりに闘鶏見学も乙かな、なんて思っている。

朝の10時は、私には早い朝になる。

昨日入場できた扉は閉ざされていた。

壁沿に奥に進むと大勢の男たちがたむろしている。

パイプ椅子に腰掛けた男が「オム・スワスティ・アストゥ」とバリ語で挨拶をして、右手を出した。

入場料金の徴収だ。

お金を払えば、堂々と見学できる。

入場料Rp50,000-を支払って建物の中に入る。

目の前では、チュキと呼ばれる博打が開帳されていた。

大勢の男が、ギャンブルに興じていた。

ギャンブルコーナー以外の3面は、各種のワルンが営業している。

朝10時、闘鶏の観客はマバラ。

今回は、意外と小規模なのかもしれない。

ゴングの音が場内に響いた。

鶏の声も騒がしくなった。

いよいよ、試合開始か。

徐々に観衆が集まり始めてきている。

鶏の入ったカゴを持つ男たちの姿も増えてきた。

ルールは、まったくわからない。

あっという間に、決着がつく。

バリ人の熱気にビックリ!

熱い男たちの世界が、ここにあった。

闘鶏場のワルンで食す、サテ・カンビン(ヤギ肉の串焼き)は美味しかった。

さすがに、この場でサテ・アヤム(鶏肉のサテ)は食べられない。

負けた鶏の肉料理は美味しいと聞く。

サテは、硬くて食べられないが、煮込みは一品だとバリ人は言う。

負けた鶏の肉は「Ayam Cundang」と呼ばれ、買うこともできるらしい。

機会を見つけて、食べてみたいと計画している。

会場を正午前に失礼した。

喧騒の中での2時間は、心地よかった。

試合は、このあと何時まで続くのだろうか?

開催期間は、3日間だと聞いている。



◼️闘鶏についての詳細は「極楽通信・UBUD / タジェン(Tajen = 闘鶏)」を参照ください。
https://informationcenter-apa.com/kb_tajen.html
posted by ito-san at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月27日

ピテカントロプスの商業施設「マサマサ(Masa-Masa)」(515)

コロナが収束した2022年に入って、ウブドはレストランの開店ラッシュとなった。

出店する店舗は、どれもモダンなデザイン。

ウブドのイメージを一変する勢いだ。

早くも人気店が出現している。

今回はウブドの人気店ではなく、日本人観光客の間で噂になっているポイントを紹介したい。

ポイントと表現したのは、そこは複合店舗だからである。

と言ってもモールではなく、一社で経営されている商業施設。

その会社は、ピテカントロプス(Pithecanthropus)。

ウブド好きなら、ご存知の方も多いでしょう。

モンキーフォレスト通りにある、バティック・コレクションで有名なピテカントロプスですよ。

日本人のバティックコレクター・戸田先生が立ち上げたブランドだと認識しています。

現在は、共同経営者だったミッキーさんがオーナーだと聞いています。
(あれっ、名前違ったかな!)

ミッキーさんがコーディネートする商業施設が、今、巷で人気の「Masa masa」。

場所は、ウブドを南下してサヌールに近いクテウェル村の海岸Jl.Subak Telagaにオープンした。

王宮のような2階だけの建物は、スマトラ島パレンバンから移築された1850年代の邸宅を使った、と「地球の歩き方・バリ島2024~25」に記載されていた。

パティオに、レストラン。

レストランを取り囲むようにして、ピテカントロプスと姉妹店アンティック・コレクションのプサカ(Pusaka)がある。

2階には、レストランとギャラリー「Wastraku」が併設されている。

ギャラリーでは、布に関する興味深い展示会が催される。

レストランと施設全体を「マサマサ」の名称で呼んでいるようだ。

時間をかけて、食事とショッピングを楽しむことができる。


レストラン・マサマサ

ジャワの伝統料理やプラナカン料理の代表的なメニューがセレクト。
スパイスの奥深い旨味が堪能できる。
食レポができないのでゴメンなさい。

バティック・コレクション・ピテカントロプス

実は、バティックもレポートできません。

アンティック・コレクションのプサカ

やっぱり、アンティックもレポートできません。

ギャラリー・Wastraku


海岸の寺院
Pura Catur segara.jpeg
posted by ito-san at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする